今の世の中、何が起こるか分かりません。

終身雇用制度はとっくに崩壊し、安泰と思われていた大企業も破産・倒産しています。

そんな中で、副業やフリーランス、起業や独立という形で、会社に頼らず個人の力で稼ぐ人々も多くなっています。

「自分もそんな風になりたくて始めてみたけど、上手くいかないな・・・」

と、焦り悩んでいる方もいるかもしれません。

しかし、そうやって悩みながらも行動している時点で、あなたは周囲より大きく1歩先に進んでいるので、そのまま努力を続ければ何も問題ないのです。

労働収入以外の選択肢を考えない人達

こんな時代になっても、未だに会社員として働き給料を得る『労働収入』のみしかしていない人は大勢います。

試しに周囲いる人達に、それとなく聞いてみましょう。

おそらく、あなたと同じように個人の力で稼ごうと行動している人はほぼいません。

これには主に以下の理由が挙げられます。

・そもそもそういった手段があることを知らない
・面倒くさくてやっていない
・今に不満がないからやる必要がないと思っている
・成功するのはごく一部で、自分には無理だと思っている

彼等にとって、労働収入以外の手段は『別世界の話』なのです。

こだわりは『正社員か否か』だけ

今や雇用形態に関係なく、切られる時は容赦なく切られます。

にも関わらず、正社員にこだわる人は多く存在します。

彼等が口を揃えて言うのは、「正社員ならたとえ切られるとしても1番最後」とか、「派遣やアルバイトだと世間体も悪い」などです。

確かにそれも一理ありますが、そんな理由でこだわっているのは、ハッキリ言って時代遅れです。

昭和の時代は正社員の身分が最も重要でしたが、現在ではそれも形骸化しています。

苦労して正社員になっても、今より自分の待遇が大きく良くなることはありません。

「働きたくない」とは言うものの・・・

個人の力で稼ぐための行動をしない人は多くいますが、そんな人に限って「働きたくない」と言っていることが多いです。

労働収入でしかお金を得られない以上、働くことでしか稼ぐことができない立場にも関わらず・・・です。

文句や不満があるなら、それを解決するために努力をすべきですが、彼等は努力はしたくない。

そうした思考で居続ける居続け限りる、彼等は永遠に負のスパイラルから抜け出すことはできず、人生で負け続けることとなります。

リスクマネジメントが必要な世の中

個人の力で稼ぐのは、これからの世の中に欠かせない『リスクマネジメント』の1つとなります。

既にお話した通り、会社が社員を守ってくれる時代はとっくに終わりを迎えています。

むしろ会社が存続するために、社員を切り捨てるのも仕方ないという状態です。

これがいざ自分の身に降りかかったら・・・と想像したら、今のうちに何とかしないといけないことが分かるでしょう。

それをしないということは、リスクの適切な管理ができていない、「社会人として未熟」ということです。

行動をしただけで勝ち組

ここまでの説明で、行動をしている時点で勝ち組であることが、ご理解いただけたかと思います、

もちろん、行動するもしないも自分次第であり、誰にも強制する権利はありません。

しかし、行動しないことによって招いた結果は、自分が受け止めなければなりません。

厳しいことを言いますが、今の世の中はどんなに落ちぶれてしまっても、「自己責任」で片付けられてしまいます。

現に、新型コロナウイルスの影響で失業してしまった人や、苦しい生活を送っている人が大量に増えましたが、公・民を問わず責任をもって最後まで助けてくれる人はいますでしょうか?

仮にいたとしても、おそらく全員をカバーすることは質的にも量的にも不可能でしょう。

つまり、自分を確実に救うことができるのは自分だけなのです。

それを踏まえて、なお行動しないのであれば、負け組となることは避けられません。

最後に笑って立っていられるように

新型コロナウイルスの影響で、世界は変わりました。

しかし、人間はというと変わった人もいれば、変わらない人もいます。

リモートワークでできるのに出社形態に戻した会社もあれば、密だと非難された満員電車も今や当たり前のように以前の状態に戻っています。

残念ながら、どんなことが起きても『喉元過ぎれば熱さを忘れる』のごとく、過去から何も学ばないバカは確実に存在するのです。

それに同調するのはラクですが、いつかまた大きな出来事があった時に、その犠牲になるのは自分かもしれません。

そうならずに、最後に笑う立場になるには、たとえ何を言われどう見られようと、『個人の力で稼ぐ』ための行動をすることです。