コールセンターの仕事って稼ぎやすいと聞くけど、難しかったり厳しかったりするんじゃないの?よく知らないがら怖いな…
こんな悩みを解決します。
僕は過去に4箇所のコールセンターで合計6年間働いてきました。
なのでコールセンターの実態もよく理解しています。
もちろん場所によって多少の差はありますが、大体はこれから解説する通りなので、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
コールセンターは稼げる
結論から言うと、コールセンターが稼げるというのは本当です。
理由は単純で、他の仕事に比べて時給が高いから。
例えば東京都におけるコンビニの平均時給は1,168円となっています。
最低賃金の引き上げによって昔に比べればかなり上がっていますが、それでも決して良い金額とは言えません。
対して東京都におけるコールセンターの平均時給はどうか。
何と1,608円と、コンビニの平均時給より500円弱も高いのです。
仮に1日8時間働いたとすると、その差は4000円弱にまで膨れ上がります。
これを見てコールセンターがいかに稼げるか、何となくお分かりいただけるのではないでしょうか。
『未経験・資格なし・スキルなし』でも出来る
コールセンターに必要な能力が分からないという人が多くいますが、その答えとしてはごく一部を除き特に必要な能力はありません。
僕がこれまでに経験してきた4箇所のコールセンターでも、「これが必須」とされているものはありませんでした。
未経験でも資格がなくてもスキルがなくても、よほど人間性に問題がなければ採用されます。
場所によっては大学生でもアルバイトで入れますし、パートのおばさんも普通に働けます。
誤解を恐れず言えば、『代わりがいくらでも効く人材』で、十分ということです。
しかしだからこそ、誰でも稼げるというメリットがあると言えるでしょう。
コールセンターの仕事は難しい?
お金が稼げて、特に能力がなくても出来るコールセンターの仕事ですが、もう1つ気になるのは難易度ですよね。
いくら採用されやすくても、難しいが故にすぐに辞めることになっては意味がありません。
しかし答えを言うと、全く難しくないので安心いただいて大丈夫です。
証券関係など、かなりの専門知識が求められる内容を取り扱うコールセンターは例外ですが、基本的には対応方法に慣れてしまえば余裕なものが多いです。
慣れるまでは多少苦労することもありますが、そこさえ乗り越えればあとは問題ありません。
おそらく難しいと言う人は、コールセンターに向いていなかっただけです。
服装・ネイル・髪型が自由
これもコールセンターによりますが、お堅い内容を取り扱うところでなければ、大体は服装・ネイル・髪型なと全てが自由です。
僕が経験した4箇所のコールセンターはいずれも全て自由で、中には偉い立場の人さえ私服の場所もありました。
それもあって、ギャルやバンドマンなど他の仕事ではなかなか難しいであろうファッションの人達がたくさんいます。
もしネイルやピアス、タトゥーなどを隠したり元に戻すなどしたくなければ、コールセンターという手段が有効と言えます。
※タトゥーは隠さないと指摘されることがあります。
世の中の大半の社会人がスーツ姿の中、私服でいられることは想像以上にラクですよ。
全体的に雰囲気が緩い
コールセンターには体育会系の気質がほとんどありません。
厳しい上下関係もなく、イケイケな感じもなく、全体的に緩い雰囲気が流れています。
お局がいたり、面倒くさい人がいると少々厄介ですが、若い人が多い場所であればそれもありません。
僕がいたコールセンターも、ほとんどは緩い雰囲気で特に追い立てられることもなく、自分のペースでやれていました。
ただし管理職になるとまた状況が変わってくるので、もし昇進の話が来ても、緩く続けたいのなら受けない方がいいでしょう。
コールセンターでラクに稼ぐための注意点
ここまで解説した通り、コールセンターは稼げる上にラクなので、こんなにオイシイ仕事はないと僕は思っています。
離職率が高かったり、近寄るのが危険な陰鬱な人が稀にいたりと、良いところばかりでもないのは事実ですが、それを差し引いてもお金をラクに稼ぐという点で見ればこんなに良いものはありません。
最後に1つだけ注意点を挙げるとすると、『アウトバウンド』ではなく『インバウンド』のコールセンターを選ぶようにすること。
アウトバウンドはその性質上、えげつないノルマが設定されていることが多いです。また、営業の新規開拓を行うものだと、相手に理不尽に怒られるなどメンタル的に辛くなることも珍しくありません。
その分ノルマをちゃんと達成し続けたり新規獲得が出来たりすると、インセンティブが発生することが発生してさらにお金を稼げるケースもあります。
対してインバウンドは、顧客から問い合わせや相談が来るのを待つスタンスなので、それが来なければ余裕のある状態を保てます。厳しいノルマがない、営業をかけなくていいなどが良い点ですが、アウトバウンドより稼げるお金は少なくなります。
普段の忙しさや過酷さと、稼げる金額を自分の中の天秤にかけて、どちらがいいかは人それぞれ。
慎重に考えた末に出した結論なら、もう迷わず実行に移すだけです。
コールセンターでラクに稼いで、目的や目標達成のために使うも良し。あるいは単純に楽しむための資金として使っても良し。
上手に活用して、人生を充実させましょう。