ようやく休日だけど何もやる気が起きない…いつからこうなってしまったんだろう…

もし今あなたがこのような状態になっているのであれば、なるべく早めに仕事を辞めて、しっかり休む必要があります。

その状態はちょっとの休みで回復するものではなく、かといって放置してはいけないものです。

あなたが辛かったり苦しいかどうか

最初に理解しておくべきなのは、世の中にあなたと全く同じ感覚の人は1人もいないということ。

あなたが休日に何もやる気が起きないことを「そんなこと誰にでもある」とか「ただ怠けてるだけ」などと言う人からは、静かに速やかに離れましょう。

その人達にあなたの感覚は理解できないですし、理解させようとする必要もありません。

重要なのは、『あなたが今そうなっている』という事実であり、それが辛く苦しかどうかです。

他人の意見や主張を挟み込むところではないのです。

そのまま続けるのは非常に危険

冒頭で触れた通り、休日に何もやる気が起きない状態をそのままにしておくことは、絶対にいけません。

そうなる前の自分を思い出してみてください。

あなたがインドア・アウトドアのどちらであっても、何かをやろうという気持ちにはなっていたはずです。

仮に何もせずとも、『何もしないこと』を自ら選択していたでしょう。

しかし、何もやる気が起きないというのは、それらとは全く異なります。

自分で選択しているのではなく、そうせざるを得ない状態になっているからです。

そして今までの自分から逸脱しているということは、何かが自分の中でおかしくなっているのではないかと考えるべきです。

少なくとも客観的に見れば、それは決して通常の状態ではありません。

大きな休息が必要

あなたの今の状態には、大きな休息が必要です。

可能な限り取りたいところですが、最低でも1週間は休みましょう。

そして、その間は何もやる気が起きないなら、何もしなくて大丈夫です。

仕事のことを考える必要はもちろんありませんし、それ以外のことも考えたくないなら考える必要はありません。

自分の素直な気持ちを最優先に、行動していけばいいのです。

そうしてもし何かやろうかと思うようになったら、それをやりましょう。

在職しつつ有給休暇を取るのもいいですが、そうするとどれだけ長い休みでも、休み明けの仕事のことが頭にチラつく可能性があります。

それでは本当の意味で休息を取れているとは言えません。

何よりその原因を生み出しているのは、他でもないその仕事です。

であれば、まずは辞めるのがベストと言えるでしょう。

焦らなくても大丈夫

社会の輪から外れると、「自分は何もしていない」と、孤独や疎外感を抱くかもしれません。

特に真面目でしっかりしている人ほど、今の自分がダメなのではないかと思いがちです。

しかし、そんな心配をすることはありません。

今の状態になるまで、あなたは十分頑張ってきたはずです。

むしろよく今まで頑張ってきたと、自分を褒めてあげましょう。

人間には頑張る時と休む時が交互に訪れます。

今はしっかり休むターンというだけです。あせる必要は全くないんです。

1人で抱え込まない

何もやる気が起きないという状態は、傍から見ただけでは分からないことです。

これは内面的な問題で最も厄介な点であり、それ故に苦しむ人がたくさんいます。

人間は骨折や裂傷など、見た目で分かるケガにはとても敏感ですが、そうでないものにはとても鈍感です。

未だにうつ病をはじめとする精神的な疾患に理解のない人がたくさんいますし、心ない言葉を投げる人も多いです。

しかし、だからといって1人で抱え込んではいけません。

1人で解決しようと努力して何とかなる問題もありますが、この記事で挙げている問題は1人での解決はかなり難しいでしょう。

そこで利用すべきは、やはり心や精神の専門家です。

自分の主観だけで物事を捉えず、専門的な知識と経験であなたに向き合ってくれます。

今は自宅からでも、オンラインで気軽に誰にも知られずに、利用ができる環境も整っています。

1人で塞ぎ込まず、自分の今の気持ちや想いを遠慮なく話せる場所があるだけで、大きく変わるものです。

自分のSOSに耳を傾ける

休日に何もやる気が起きないのは、あなたの心身があなたに出しているSOSです。

言葉を発さない代わりに、身体と心に様々なサインを出してきます。

日本人は我慢を美徳としたり、何かと根性論を持ち出しがちですが、そんなものに振り回される必要はありません。

自分を蔑ろにしてまでする必要のあることなんて、この世に1つもないのです。

辛いものは辛いし、苦しいものは苦しい。

そんな当たり前のことさえ主張しにくい世の中の方がおかしいです。

まずは自分を第一に考え、行動してくださいね。