この記事を読んで分かること

・社畜と社畜ではない人の違い
・社畜から抜け出すために改善すべき習慣
・社畜から抜け出すために必要なこと

この記事をご覧になっているということは、あなたは社畜でしょう。

でなければ、わざわざこの記事を開いて読もうとする必要はないからです。

朝早くに起きて、ダルい気持ちを必死に抑えつつ、家を出る。

通勤ラッシュの電車はギュウギュウで、ふと周りを見ると目が死んだサラリーマンばかり。

夜遅くまで仕事して、酒を飲みながら同僚達と会社の愚痴をこぼして、家に帰ったら寝る。

そして気付けばまた朝を迎え、この繰り返し・・・この生活の中に、幸せはあるのか。

少なくとも筆者には、その欠片すら見つかりません。

この記事では、そんな社畜生活から抜け出すための方法について解説します。

社畜と社畜でない人の違い

そもそも社畜とは何なのか。

勘違いしてはいけないのが、会社員であることが、必ずしも社畜とは限らないということです。

例えば以下に該当する人は、社畜ではありません。

・会社の給料に依存していない
・いつ会社を辞めても問題ない状態にある
・その仕事が好きで好きで仕方ない

つまり社畜とは、『好きでもない仕事を嫌々しているが、会社の給料で生活を全て賄っており、辞めようにも辞められない状態』の人を指します。

社畜を抜けられない理由

自分を社畜だと自覚しつつも、ここから抜け出せない人が、世の中には大勢います。

その最たる理由は単純で、お金がないからです。

今いる会社を辞めたら、収入はゼロになり、生活は立ち行かなくなります。

かといって良い待遇の会社に転職しようにも、仕事をしつつ転職活動をするのは大変です。

こうした背景から、今の生活を維持するのに精一杯で、いつまでも抜け出すことができません。

社畜から抜け出すために改善すべき習慣

ここまでお読みいただいて、社畜から抜け出すのは難しいと感じたかもしれません。

しかし、本気で行動すれば決して不可能ではありません。

そのために、まずご自分に以下の習慣がないか確認し、あるなら今すぐ改善しましょう。

暇さえあればスマホばかり見ている

会社への通勤時間、ふとした隙間時間、友達との待ち合わせまでの時間・・・そうした時間に、いつもスマホを開いては、ゲームをしたり動画を観ていませんか。

1つずつの時間は大きくなくても、1か月単位・1年単位で計れば、その時間は膨大なものになります。

それを勉強や副業の作業に充てたら、どれだけ価値あるものになるかは明白です。

スマホをいじる時間は、どれだけあっても足りません。

それよりも、今自分が社畜から抜け出すために必要なことをやりましょう。

休日にずっと遊んでいる

仕事を頑張ってようやく迎えた休日。

撮り溜めたドラマやバラエティ番組を観たり、友達とお茶をしたりと、充実した時間を過ごしたいですよね。

その気持ちはとても分かりますが、それだけで終わっていたら、あなたはずっと社畜のままです。

休日まとまった時間がある時こそ、勉強や副業をする絶好のチャンス。

ここで頑張れるかどうかが、社畜のままで終わるか、抜け出して自由の身になるかを決めます。

愚痴や文句ばかりで何もしていない

暇さえあれば同僚や友人と会社についての愚痴や文句を言い合い、「本当に有り得ないよなー」なんて共感してストレスを発散する。

社会人になってから、誰もが1度はやったことがあるでしょう。

しかしその愚痴には、何の価値もありません。

嫌でやってられないと思うなら、酒を飲んで愚痴を言うより、「どうすれば現状を変えられるのか」を考えて行動しましょう。

自分が動かなければ、変わることは何もありません。

勉強をしない・学ぼうとしない

あなたは今、毎日どれくらいの時間を勉強や何かの学びに使っているでしょうか。

学生時代以来、全くそうした時間を作っていないという方も少なくないと思います。

でも社畜から抜け出したいのであれば、勉強や学びの時間は必須です。

少なくとも、今よりも状況を良くするのはかなり難しいでしょう。

努力量は、良くも悪くも必ず自分に返ってきます。

毎朝ギリギリまで寝ている

仕事の日は、出発時間ギリギリまで寝ていたい…

その気持ちは、多くの方が抱えているものです。

しかし、仕事ができる優秀な人ほど、実は早朝から活動しています。

多くの人達がまだ寝ている時間から、自分の成長のために頑張る。

それはやる気になれば誰にでもできることですが、実際にできる人は多くありません。

仮にいつもより1時間早く起きれば、その1時間で好きなことができます。

それを毎朝継続できれば、どれほどの時間が確保できるかは想像できますよね。

その頑張りが今後に大きく響いてくるのです。

会社に利用されるのではなく利用する

社畜から抜け出すためには、会社の給料がなくても大丈夫な状態になることが必要です。

この課題をクリアしないと、あなたは永遠に会社に利用され続けます。

課題のクリアのためにはいくつかの方法がありますが、今から低リスクで始められるのは副業や専門スキル獲得のための勉強です。

そちらで収入が得られるようになるまでは、不満があっても今の会社で働き続けることをおすすめします。

会社にいる限りは給料をもらい続けられるので、あなたが自由の身になれるまでのつなぎとして、会社を利用してやりましょう。

周囲を見下さない

「社畜で居続けるなんてバカだ。」と、あなたは周囲を見て思っているかもしれません。

思うのは自由ですが、それは絶対に表に出してはいけません。

直接的な言葉にするのはもちろん、「今のままでいいの?」といった、親切心からの発言もやめておくべきです。

世の中には、「不満はあるけど、今のままでもまぁまぁ楽しいし、別にいいか。」という考えの人もたくさんいます。

この人達はたとえ自分が社畜でも、特に頑張って抜け出そうとは思っていません。

あなたからすれば理解できないと思いますが、それは彼等の側から見たあなたも同じです。

これはどちらが正しい・正しくないという次元ではなく、単純に意見の違いというだけです。

なので、彼等を見下したりバカにするのはやめましょう。それは余計な火種と混乱を生み、あなたの社畜から抜け出す準備の障害となる可能性があります。

社畜を抜け出したい気持ちが本気なら

繰り返しますが、社畜から抜け出すのは簡単ではありません。

日本では未だに会社員として頑張って働くことが美徳とされており、ここから抜け出したいなんて甘えだとも言われます。

親・友達・同僚・・・周囲の人達は、あなたの行動に懐疑的になったり、批判してくる可能性があります。

しかし、本当に社畜から抜け出したいのであれば、そんなものを気にしてはいけません。

人間は自分の常識にないことをする人間がいると不安になります。そして、その人間を自分の常識の中に収まるように強制してきます。

そうした圧力に負けず、自分を信じて貫けるか。

社畜を抜け出せるかどうか、全てはあなた次第です。やれない理由を並べる暇があるなら、今すぐ行動しましょう。