仕事でもプライベートでも、自分で始めたことを継続できない人がいます。
継続できない人は、失敗と挫折を繰り替えし、自信をなくしてしまうでしょう。そこで今回は、継続できない人の特徴や原因を紹介します。また、改善方法やコツなども詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
継続できない自分に嫌気がさす…
何かを継続できる人は、仕事でも恋愛でも上手くいきやすいと思っている人が多いでしょう。しかし、実際には何かを毎日継続できる人は、あまり多くありません。継続できない人は、挫折を繰り返すため、自分に自信がなくなってしまいます。そんな継続できない人には、いくつか共通する特徴があるため、継続できる人になりたい人は、ぜひ参考にしてください。
継続ができない人に共通する特徴
まずは、継続できない人の特徴を紹介します。特徴を理解できれば、自分が継続できない人に当てはまるのかが分かるはずです。ぜひ、参考にしてください。
気分でやる・やらないを決める
継続できない人には「気分でやる・やらないを決める」という特徴があります。例えば「昨日は頑張ったから今日くらいサボってもいいか」などという思考になってしまう人は、次の日も休みたいという思いが強くなります。その結果、途中で投げ出してしまい、継続できない人になってしまうのです。
「やらなければいけない」という使命感が強い
継続できる人の中には、「やってるうちにいつの間にか続いていた」と語る人がほとんどです。一方、継続することを目標にしている人の場合は、途中で疲れて辞めてしまうことが多い傾向にあります。
例えば「毎日日記を書く」という目標を設定したとします。そんな時、継続できない人は「根性で乗り切ろう」「苦痛だけど、継続力を付けるためにとりあえずやってみよう」という考えでスタートしてしまうのです。その結果「やらなければならない」という使命感が強くなります。そして、モチベーションが下がり挫折してしまうのです。
結果を求めすぎる
継続できない人には「結果を求めすぎる」という特徴もあります。「継続したから達成できた」という達成感を得ようとして、結果を求めすぎてしまうのです。
しかし、結果を求めるうちに、「こんなにも頑張っているのに結果がでない」と継続していることが馬鹿らしくなってしまいます。最終的には、「どうせ継続しても意味がない」と挫折してしまうことも多いです。
感情の起伏が激しい
継続できない人は「感情の起伏が激しい」という特徴もあります。はじめは「頑張ろう」「絶対に継続する」と前向きな気持ちでいられますが、数日経てば「なんで上手くいかないんだろう」と落ち込んでしまうのです。そのために、継続できなくなってしまうこともあります。
継続できない5つの原因とは
ここまで継続できない人に共通する特徴を紹介しました。しかし、一体なぜ継続できない性格になってしまうのでしょうか。継続できない状況を変えるためには、原因を知る必要があります。そこで次は、継続できない原因を5つ紹介します。ぜひ、参考にしてください。
行動にうつせない
継続ができないのには「行動にうつせない」という原因もあります。何かを始めたいと思った時に、まず情報収集を行う人もいるでしょう。例えば「ダイエットがしたい」と思った時に「簡単にできるダイエットはなんだろう」と疑問に思う人も多いです。
ネットが発達している現代では、多くの人がネットで調べ、簡単なダイエット方法を知り、実行するでしょう。しかし、情報量が多すぎるあまり結局何をしたら良いのかわからなくなり、行動にうつせないままやめてしまう人が多いのです。
注意力散漫
継続できないのには「注意力散漫」という原因もあります。何かを成し遂げたいと考えた時に、初めは一生懸命取り組むでしょう。しかし、継続できない人は、成し遂げる前に他のことに興味を持ってしまいます。
例えば、在宅ワークの仕事をしようと思って初めても、途中でYouTubeを見てしまうなどの人が当てはまります。そのような人は、1日であっても仕事を継続できなくなるのです。
明確な目標が設定できない
継続できないのには「明確な目標が設定できない」という原因もあります。何かを始めようとした時に「明日から」や「もう少し経ったら」などと曖昧な始め方をする人は、継続できません。というのも、1度始めたとしてもやる気がなくなった時に「昨日頑張ったから今日は休んでもいいか」などと言い訳を作りやすいのです。
言い訳を繰り返しているうちに、やらない日が多くなり、継続ができない人になってしまいます。また、継続した結果自分がどのようになるのかという目標を設定できない人も継続できません。明確な目標を持って行動するのは、その人の大きな原動力になります。原動力がなければ、途中で挫折する原因になるのです。
失敗した理由を考えない
継続できないのには「失敗した理由を考えられない」という原因もあります。継続できない人は、過去に何度も失敗していることが多いです。それでも、失敗した理由を振り返らず「次こそは」と意気込んでしまいます。その結果、同じような場面に遭遇すると、挫折してしまうのです。
完璧主義
継続できないのには「完璧主義」という原因もあります。完璧主義な人は、全てを完璧にこなそうとするため、少しでも失敗してしまうと継続するのが嫌になってしまいます。例えば、前述したダイエットを継続している時に、100gでも増えていれば「もうだめだ」と感じ、そこでやめてしまうのです。
継続できない自分を変えるためには?
ここまで継続できない人の特徴から原因まで紹介しました。ここまでの内容を見て、自分も継続できない人に当てはまっていると感じた人もいるでしょう。そこで次は、継続できない自分を変える方法を紹介します。ぜひ、参考にしてください。
とりあえずやってみる
継続できない自分を変えるためには「とりあえずやってみる」のも1つの手です。誰しも何かを始める時に「面倒くさい」や「明日からでもいいかな」などと思ってしまうことがあります。しかし、そんな感情だったとしても、とりあえずやってみれば「意外と簡単に終わった」と思うかもしれません。
また、感情を元に行動をしてしまうと、意思の弱い人は行動できないのです。そのため、考えるよりもまずは行動してみましょう。そうすれば、初めは「面倒くさい」と感じていたことでも、いつの間にか継続できていると気付けるはずです。
成功体験を増やす
継続できない自分を変えるためには「成功体験を増やす」のもおすすめです。長期的な目標を持って継続を目指しても、挫折を経験したことがある人は途中でやめる確率が高くなってしまいます。そのため、まずは「3日間だけ」や「1週間だけ」など短期的な目標を設定しましょう。
短期間の成功体験を重ねていけば、継続して達成する喜びが知れます。その後は中期の目標を立て、達成できたら長期の目標を決めるという風にしてみましょう。そうすれば、徐々に継続できるようになります。
継続できるように工夫する
継続できない自分を変えるためには「継続できるように工夫」をしてみましょう。継続できない人は、失敗を振り返らないと前述しました。そこでまずは「なぜ継続できなかったのか」を考えます。継続できない理由が見つかれば、工夫をするだけで継続しやすくなるでしょう。
習慣化させるためのコツを紹介
毎日継続できるというのは、習慣化できているとも言えます。そこで最後に、習慣化させるコツを紹介します。毎日継続した結果、習慣化したいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
誘惑に負けた時のことを考える
習慣化するためには「誘惑に負けた時のことを考える」のもおすすめです。何かを継続したいと思うのには、理由があるでしょう。例えば「痩せたいからダイエットを継続したい」や「資格を取りたいから勉強を継続したい」などです。しかし、継続をしようとしても、ダイエットであれば甘い物、勉強であればゲームなどさまざまな誘惑があります。
そこで誘惑に負けてしまっては、継続できる人にはなれません。そのため、誘惑に負けそうになった時は、誘惑に負けた後の自分を想像してみましょう。ダイエットであれば「体重が増えてしまうかもしれない」勉強であれば「自分だけ資格を取得できないかもしれない」などです。想像力が高ければ高いほど、習慣化できるようになるでしょう。
現状を受け入れる
習慣化するためには「現状を受け入れる」のもおすすめです。習慣化したいと思っても、実際には簡単にできるものではありません。今までも習慣化できなかったのですから、考え方を改めなければ、現状を変えることはできません。そこで、自分がいつも何を考えて行動しているのか振り返ってみましょう。
振り返る時は、新しい考え方をするのがコツです。例えば「面倒くさい」と考えたとします。そこで「なんで面倒くさいんだろう」と考え、答えを導き出します。気分だけで面倒くさいと思っている場合は「後でまとめてやる方が面倒くさいから今やろう」と考えるだけで少しやる気がでるのです。
継続することは力なり
仕事でもプライベートでも何かを毎日継続できる人は、目標を達成することが多いです。継続が必ず成功に繋がるとは言えませんが、継続をしなければ失敗する未来しか待っていないでしょう。そのため、継続したいと思った今こそ、この記事を参考に継続できる自分を目指してみてください。