筆者が以前働いていた職場に、30代の女性社員がいました。
その方が、ふとこんなことを漏らしたのです。
週に5日も働くの辛いよ~。週休3日にならないかな・・・
これを聞いていた上司は、「甘えるな~。」と軽く注意してきたのですが、これは果たして甘えなんでしょうか。
この記事が、週5日働くのが辛いと感じている方の、少しでもお役に立てたら幸いです。
感覚は人それぞれ。甘えなんかじゃない
結論から言えば、週5日働くのが辛いのは決して甘えなんかではありません。
そもそもこれが甘えか甘えじゃないかを議論することがおかしな話です。
仕事や働き方に対する価値観や考え方は人それぞれであり、『週5日働く』ということにどう感じるかも人によります。
なのであなたが週5日働くのが辛いと思うなら、それがあなたの感覚というだけのこと。
これについて他人の評価を気にする必要などないのです。
日本の会社は週5日働くのが当たり前
週5日働くのが辛いと感じるのは仕方ありません。
しかし、現実問題として今の日本の会社はほとんど、週5日働くことを前提としています。
少なくとも正社員となると、土日祝休みやシフト制などに関わらず、週5日勤務が基本。
これが辛いとなると、『日本の社会人としての一般的な働き方』をするのは、少々厳しいでしょう。
週5日働けないなら働かなくてよい状態にすればいい
ただしここで勘違いしてはいけないのが、自分は社会不適合者だと思うこと。
週5日働くのが辛いからといって、それが社会人としてダメな奴とはなりません。
辛いのであれば、週5日働かなくても良いように、環境を整えればいいだけです。
今の時代は無理に週5日働かなくても、お金を稼いで生活していく方法はたくさんあります。
例えば週に3~4日はアルバイトで、足りない収入は副業で稼ぐのだって良いでしょう。
または、起業したりフリーランスとして仕事を行い、スケジュールを調整しつつ働くことだって可能です。
「そんな簡単に副業やフリーランスとして稼げないでしょ」と思われるかもしれませんが、始め方と進め方をしっかり勉強しつつ継続していけば、誰にでも出来ることです。
フリーターも選択肢としてはアリ
もちろん副業やフリーランスとしていきなりバンバン稼ぐのは難しいと思うので、今すぐ週5日勤務から解放されたいのであれば当面はフリーターとして生活するのもアリです。
筆者自身、かつてフリーターとして週3日勤務で働いていました。自分の時間がたくさんあって充実していたのは間違いありません。
ただ、さすがにずっとフリーターとして生活することはおすすめできません。
収入面はもとより、日本社会はフリーターへの視線が厳しく、社会人として重要な『信用』が得にくいのは事実です。
なので、やはり現実的に有効なのは、フリーターとして働きつつ副業などで稼ぐ手段を確立させることです。
とにかく試したり相談してみる
結局のところ自分に合う方法は、取り組んで試してみないことには分からない場合が多いです。
そのため、まずはどれだけ小さくてもいいので、始めてみることをおすすめします。
僕自身、5つほど副業をやってみて、早々にやらなくなってしまったものもあれば、今も継続して5桁の収入を出せているものもあります。
見つけるまでにはある程度の手間と時間がかかるかもしれませんが、ここを経て『自分なりの働き方』を見出せれば、今よりずっと少ないストレスで生活できるようになります。
少し近道する方法としては、自分に合う働き方が何か、あらかじめ分析して見つけることです。
『キャリアアップコーチング』では、個々の働き方やキャリアについて、相談に乗るサービスを展開しています。
第三者のプロのサポートを受けつつ自分らしさを発見することは、今後のプラスになることは間違いありません。
どのみち大変なら希望を持てる大変さを選ぼう
はっきり言って、週5日勤務することもそれ以外の働き方も、形こそ違えど大変なことは多いです。
ただ、どの大変さなら享受できるかも人によりけりなので、自分が最も快適に生きていける方法を探しましょう。
その中での大変なことなら、きっと前向きに受け止めることができます。
どうせ人生は1度きりで、死んでしまえばそれまでの過程は関係ありません。
それならば、我慢して日々を悶々と過ごすより、勇気を出して1歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。