気付けばもう30代だ・・・今のまま何となくで生きていていいのかな・・・
『人生100年時代』と言われている昨今ですが、30代に入ると色々と考えなければいけないことが増えてきます。
20代ではまだ若いからと許されていたことも、30代では許されなくなってくるのが現実。
自分でも「このままだとマズいかも・・・」と薄々感じ始めているものの、今更何をすればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方に取り組んでほしいのが自己投資です。
僕自身、30代になって人生を見つめ直し、自己投資として多くのことを経験。
その結果、20代の時とは比べ物にならないほど知見が広がり、スキルも身に付けることができました。
この記事では、30代の方がこれから自己投資をするにあたっておすすめのものをご紹介します。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
自己投資は自分だけの武器を増やすための手段
そもそも、なぜ自己投資が必要なのでしょうか。
自己投資という単語だけ聞くと『意識高い系』と揶揄する人もいるかもしれませんが、自己投資はこれからの人生を生きていくにあたって、必要不可欠なものなのです。
例えば今あなたが会社員として働いており、転職活動中で会社の面接を受けたとしましょう。
そこで面接官から「今の仕事以外で何かアピールできるスキルはありますか?」と質問されたら、あなたは何をアピールしますか?
・・・ここで即答できず考え込んだ場合は、少々危険です。
なぜなら今のあなたには会社員としての看板以外に、自分を表せるものがないからです。
もし今、勤めている会社からリストラされたら、あなたには何が残るでしょうか?
パッと思い浮かばなければ、それは自分の武器(強み)がないということ。
それを手に入れるために、自己投資が必要なのです。
時間は誰に対しても平等だからこそ差がつく
この世で全ての人に平等なものは、時間です。
どんな大金持ちであろうが権力者であろうが、1日は24時間しかありません。
時間はお金でも権力でも手に入れることができないからです。
見方を変えれば、この誰にでも平等な『時間』をどのように使うかで、今後の人生は変わります。
お酒を飲みながらネットサーフィンをしたり、テレビでドラマやバラエティ番組を観るのももちろんいいでしょう。
自分の自由にできる時間、遊んだり何もしたくない気持ちもとても分かります。
でも、ここで自分を成長させるための自己投資をすることができれば、間違いなくあなたの市場価値は上がります。
自己投資のポイント
自己投資を考えるにあたって、抑えておきたいポイントが3つあります。
それが以下の通り。
・マネタイズ(収益化)は可能か
・スキルアップに繋がるか
・それをやることにどんな意味があるか
自己投資は、ただ闇雲にやればいいわけではありません。
特に30代から始めるとなると、使える時間も限られてくることが多いので、取り組む前にしっかり吟味する必要があります。
それをやることで自分にとってどうプラスになるのか、先を見据えておくことでモチベーションを保てますし、取り組む姿勢も変わってきます。
30代におすすめの自己投資
では、30代の方の自己投資には、どんなものが最適なのでしょうか。
以下で、おすすめのものをご紹介していきます。
格闘技
僕が10年以上やってきて、本当に良かったと実感しているのが格闘技です。
『格闘技』と聞くと物騒で怖いイメージを抱くかもしれませんが、最近はフィットネスの一環として女性にも人気で、性別や年齢に関係なく誰でも取り組めるものになっています。
運動量が多くて全身を鍛えることができますし、護身術としても役立ちます。
最近は格闘技ジムも増えて、設備が綺麗なところ多いので、一般の方でも気軽に入りやすいです。
ほとんどのジムで見学・体験を無料で受け付けているので、まずは自宅や職場の近くにジムがあるか探して、気になるところがあれば連絡してみるといいでしょう。
ホットヨガ
格闘技が『動』だとすると、ホットヨガは『静』を学べるスポーツです。
ヨガに必要とされるのは、周囲に流されず自分と向き合う力。
普段の生活では考える機会がないことも、ヨガをやっていると落ち着いて省みることができるようになります。
特にホットヨガは部屋の室温が暖かく、終わった後は大量の汗をかけて身も心もスッキリします。
激しい動きがなくケガをする心配もほとんどないので、運動が苦手な方にもおすすめの自己投資です。
ランニング
ランニングは、何の道具も必要なく気軽に取り組める運動です。
『朝ラン』といって学校や仕事に行く前の早朝に入って、1日を気持ち良く始められるようにしている人も多いですね。
最初は大変ですが、習慣づくとやらないとスッキリしないくらいになるので、まずは少しずつやってみるのがおすすめです。
外国語習得
今や日本に留まらず、世界中に旅行にいける時代。
そんな中で日本語以外の言語を自由に読み書きしたり話せたりするのは、大きな武器の1つになります。
特に英語や韓国語など、日本にも身近なこれらの言語は使われている場面も多いので、習得できれば視野がグッと広がるでしょう。
プログラミング
学校教育にも導入され、ますます需要が高まっているプログラミング。
インターネットが存在する限り、このスキルは必要とされ続けるはずです。
イメージに反して根気強さが求められるのがプログラミングですが、習得できればとても強い武器になります。
独学では限界があるので、費用はかかってもプログラミングスクールでプロにしっかり教わりましょう。
株式投資
会社の株式を売買することで利益を得ていく株式投資。
最近は少額からでも気軽に始められるようになっているので、まとまった資金は用意不要です。
株式取引をするために必須の証券口座は、開設も維持も基本的に無料なので、とても始めるハードルが低いものとなっています。
利益を得る確率を上げるために勉強は必須ですが、その過程で世の中の情勢や企業の財務関係の情報、世の中の経済の流れなど身に付くものがたくさんあります。
街中にあるスクリーンに出ている広告や電車の中吊り広告など、、普段特に気に留めていなかったものに「どんな会社が何を宣伝しているのか」と追うことで次に値上がりしそうな企業の株をリサーチしいてみるなど、今までとは異なる視点で情報を見ることもできるように。
『世の中のことにあまり関心が持てない』という方には、特におすすめの自己投資です。
仮想通貨投資
ビットコインをはじめ、今や通貨の1つとして認識されている仮想通貨。
ニュースを見て存在自体は知っているものの、その中身はよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
危険な印象を持たれがちな仮想通貨ですが、まだ誕生してから日が浅く、未知の可能性を秘めたものとも言えます。
これからますます発展していくことも大いに考えられるため、どんなものなのかしっかり調べ、目を離さずにチェックしておくと後々有利になるかもしれません。
株式取引と同様、口座の開設が必要となりますが、開設も維持も基本的に無料で可能です。
ビットコイン以外にも日々新しい仮想通貨が誕生しているので、次に時代の波に乗ってくるのはどれかをリサーチするのも楽しいです。
お金の勉強
日本では、未だに学校でお金について勉強をする授業はありません。
社会人として日々懸命に働いている方の多くは、お金について知らないことが多いばかりに、知らないうちに損をしている可能性があります。
知らなくても生きていくことはできますが、知っていた方が間違いなく生きやすくなる。
それがお金であり、そうなるためにお金の勉強は何歳からでもすることが大切だと思います。
ひとくちにお金と言っても、税金や保険、投資や貯金などそのジャンルは多岐に渡ります。
身に付けておけば、今後どんな環境でも活かすことのできる強みとなるでしょう。
資格取得
国家資格・公的資格・民間資格と、世の中に溢れるほど存在している資格。
これを取得しているということは、一定の知識・能力を保持しているのを証明しており、対外的にスキルをアピールできる材料にもなります。
一朝一夕で身に付くものではありませんが、だからこそ積み重ねていくことで分からなかったことが分かってきた実感を得やすく、自分の成長を感じやすいものにもなっています。
無闇やたらに受ければいいというわけでもありませんが、今後の自分に必要と思う資格を考え挑戦することは大きな意味があります。
独学でいけるものから、独学で厳しいものまで難易度もピンからキリまでありますが、難易度が高いものを取得できればその分強みになります。
自己投資としてコスパも高いものではないでしょうか。
30代でいかに自分の価値を上げられるか
30代の男性は、世の中からすると『自立した経験豊富な社会人』として認識されています。
実際がどうであれ、それを無意識下で求められている(期待されている)といった方が立たしいかもしれません。
逆に言えば、求められていることに応えられない場合、風当たりが大変強いものになるとも言えます。
つまり、30代は自分の価値を上げなければどんどん生きづらくなってくるのです。
昔と比べ多様性が認められつつあるとはいっても、未だ偏見が多く残っている面もあるのは紛れもない事実。
自己投資で自分の知見を広げ価値を高めておくことは、そんな世の中と渡り合っていくためにも必要なことだと思います。
仕事前の朝の時間、仕事後の帰宅時間、休日の隙間時間など、ふとした時にどれほど自己投資に時間を使えるかが勝負の分かれ目です。
大切なことは、下手に選り好みせずまずはやってみるという姿勢。
自分に合った自己投資を見つけ、価値を高め続けましょう。