世の中には『成功する人』の裏に『成功しない人』がたくさん存在します。
両者を分けるものは何なのか、気になるところですよね。
僕はこれまでに6度の転職を繰り返し、7つの職場で働いてきました。
その結果、成功しない人には6つの共通点があること、また成功する人には4つの共通点があると気付きました。
この記事では、それぞれの共通点を解説していきます。
成功する人としない人には明確な差がある
誰だって、自分の掲げる夢や目標を叶えたい、成功させたいと考えています。
そのために努力することは当然ですし、やるべきこともたくさんあります。
しかし、成功する人としない人には、傍から見ても分かる明確な差が存在します。
詳しくは後述しますが、「この人は成功しないだろうな・・・」というのは、本人の言動や行動から何となく分かるものです。
もし自分がこれから解説する成功しない人の共通点に当てはまるようであれば、そこを見直せる素直さが問われるでしょう。
『成功しない人』の共通点
成功しない人には、以下の6つの共通点があります。
①勤怠が悪い
②失敗しても言い訳ばかりで謝らない
③自分のことを優秀だと思っている
④「難しいことは考えたくない」と言ってしまう
⑤「ここの仕事は副業なので」と言いつつ週5勤務している
⑥性根が腐っている
それぞれ詳しく見ていきます。
勤怠が悪い
仕事を欠勤・遅刻・早退しないようにするのは、社会人として当たり前のことです。
体調が悪い時は誰でもあるし、仕方のないケースもありますが、そうでなければ当然守るべきもの。
しかし、世の中にはこれを守れない人が少なくありません。
そして理由が「他にやっている仕事が忙しいから」などということが普通にあります。
複数の仕事を掛け持つかは個人の勝手ですが、どれも仕事という自覚と、休むことによる影響は考える必要があらやます。
そんな風に勤怠が悪い人が成功している姿を見たことはありません。
失敗しても言い訳ばかりで謝らない
失敗は誰にでもあることです。
どんなに気を付けていてもやる時はやってしまうので、大切なのはその後の対処です。
成功しない人に共通するのは、自分が失敗した時に1度も謝罪しないまま、言い訳を並べ立てること。
素直に謝罪すれば終わることを、下手に言い訳してしまうので余計に面倒な事態を引き起こします。
プライドが高く自分の非を認められないようだと、何をしても成功は難しいです。
自分のことを優秀だと思っている
自分の実力に対する評価は、自分では付けられません。
どれだけ自分を客観的に見ているつもりでも、そこには必ず無意識のフィルターがかかります。
なので自分にできることの最善を尽くすしかありませんが、成功しない人は謎の自信を持っています。
「私には○○があるから」とか「上手くいけば今月中には軌道に乗る」など、言動が非常にポジティブです。
もちろん前向きな思考と姿勢は必要ですが、注目すべきはそれを裏付ける根拠がないパターンが非常に多いこと。
根拠なき自信をいくら語ったところで、説得力はありませんしそれが実現する可能性は低いです。
「難しいことは考えたくない」と思っている
成功するためには、想像以上の計画性や根拠、それを持続させる力が必要です。
その中には複雑な問題に対処することや、常に挑戦することなど、難しいものもたくさんあります。
しかし成功しない人は、「難しいことは考えられない」として、他人にそれを丸投げしてしまいます。
適材適所はありますが、何の理解もしないまま他人に丸投げするのは、とても危険です。
もしかしたら知らないうちに騙されたり、搾取されている可能性だってあるからです。
難しいことが考えられないなら、それを考えなくて済むような協力者の存在と、ジャンル選定が大切です。
「ここの仕事は副業なので」と言いつつ週5勤務している
派遣社員にたまにあるのが、「ここの仕事は副業として働いています」…というタイプ。
それ自体は問題ありませんが、問題は副業と言いつつ週5日で勤務にしていること。
本業と副業に明確な定義はありませんが、週5日も働いているとなると、稼働時間だけ見れば本業はそちらになります。
副業なのに週5勤務するということは、ほとんどの場合は本業が全く上手くいっておらず、お金が稼げていないということに他なりません。
言っていることとやっていることが矛盾している人は、成功からは程遠いでしょう。
性根が腐っている
成功しない人は、人間性に問題を抱えていることが多いです。
それは仕事への姿勢だったり、普段の言動や行動などあらゆる場面で滲み出てくるもの。
居眠りやサボり、報連相をしない等、どれも自分の意識1つで防げるものを平然とやらかします。
こういうタイプは大概「本気出せば余裕だから」などと主張しますが、言動や行動はどんな場面でも必ず本質が滲み出てきます。
そんな人が成功できるほど、世の中は甘くないのです。
成功する人の特徴
ここまで成功しない人の共通点を解説してきました。
では、反対に成功する人には何か特徴があるのでしょうか。
一概には言えませんが、以下の4つの特徴がある人は、成功する可能性を秘めています。
①謙虚な姿勢で他人への配慮を欠かさない
②「自分自身への反省」を起点にしている
③不満を言うのではなく改善に向けて動いている
④自分より立場が下の人にも丁寧に接する
それぞれ詳しく見ていきます。
謙虚な姿勢で他人への配慮を欠かさない
才能があり実力の高い人ほど、普段はとても謙虚な姿勢です。
腰が低く、下手に偉ぶったり自慢したりしません。
むしろ、自らは静かにしていることが多く、無理やり前に出てきたりもしないのです。
さらに他人に対しても寛容で、配慮を欠かさず丁寧に接します。
謙虚で他人への配慮ができる人には、いざとなれば助けてくれる人も多いので成功しやすいでしょう。
「自分自身への反省」を起点にしている
成功しやすい人は、何か問題や失敗があると、必ず自分自身に対する反省から入ります。
自分の非を認めて、その上でこれからどうするべきかとしっかり前を見据えます。
こうした姿勢は、自らの成長を促す上で非常に大切なもの。
誰もが真似できるわけではありません。
不満を言うのではなく改善に向けて動いている
不満を言うだけなら、誰でも簡単にいくらでも言えます。
しかしそこから改善に向けて動くとなると、話は変わってきます。
人は自分から行動するのに、想像以上に大きなエネルギーを使う生き物です。
口ばかりで一向に何もしない人が、世の中には少なくありません。
成功する人は、不満を言っても何も変わらないと知っていますし、変えるには自分がやるしかないということも知っているのです。
自分より立場が下の人にも丁寧に接する
人間は自分より立場が上の人に対する接し方は、大きく変わりません。
基本的には気遣いを欠かさず、一生懸命動こうとします。
問題となるのが、自分より立場が下の人と接する時です。
ここで理不尽なことをしたり、いびったりしているような人は成功なんてしません。
立場がどうであろうと、誰にでも変わることなく丁寧に接する人ほど、成功する人です。
第三者のフィードバックにも耳を傾ける
この記事では、成功する人としない人の共通点と特徴を解説してきました。
成功するためには、他でもない自分自身の未熟な点を自覚し受け止めた上で、成長できるかが問われます。
誰も最初から完璧なことはなく、様々な経験を経て学んでいくので、未熟な点があるのは恥ずかしいことではありません。
自分だけでは気付けないことも多いからこそ、時には素直に第三者のフィードバックに耳を傾けることも必要だと理解しておきましょう。
もし自分の周囲にいる家族や友人、職場の先輩や同僚など身近な人からフィードバックを受けるのに抵抗があるなら、それ以外の人から受けられる環境を作ることもおすすめです。
例えば『キャリフリ』というサービスでは、転職や副業、フリーランスといった自身のキャリア構築に関してサポートを受けることのできるものです。
こうしたサービスを利用して、自分を変える・成長させるキッカケの1つとするのも良いでしょう。
成功しないまま人生を終えるのは虚しいことです。そうならないように勇気を出して前に進もうとする姿勢が大切です。