この記事はこんな人におすすめ

・バイナリーオプションに興味がある
・他人のバイナリーオプションの失敗談を知って、自分の今後に活かしたい
・バイナリーオプションは稼げるのか知りたい

ひとくちに『投資』といっても様々なものがあります。

バイナリーオプションはその中の1つとして存在しており、副業として取り組んでみようか検討されている方も多いのではないでしょうか。

しかし、バイナリーオプションはひとたび判断を誤ると思わぬ損失を被ります。

この記事では、以前バイナリーオプションに取り組んだ僕が犯した失敗について、包み隠さずお話します。

これからバイナリーオプションに取り組むことを考えている方の、1つの参考として。

また、僕と同じ轍を踏まないように教訓の1つとしていただければと思います。

僕はバイナリーオプションで失敗しましたが、これが詐欺であるとか危ないものということではありません。
成功していらっしゃる方もいるようなので、その点を誤認識されないようにご注意ください。

 

バイナリーオプションによる損失

まず、僕がバイナリーオプションの失敗によって失ったものを挙げると、以下の通りです。

・損失額:約2万円
・取り組んだ時間:約5ヶ月間

文字通り、人間にとって大切な『お金と時間』ですね。

幸い損失額は大したことなかったため借金は背負わずに済みましたし、時間も今後のための良い勉強代となっただけと思っているので、今は普通に暮らせています。

真偽は定かではありませんが、ネット上にはバイナリーオプションで多額の借金を抱えてしまった方もいるようなので、僕は幸運だったのかもしれません。

では、なぜ僕は失敗をしてしまったのか。

いま冷静に当時を分析してみると、これからお話する4つのことが原因だと思っています。

 

失敗した理由①:予想が当たって稼げた時の高揚感に舞い上がった

バイナリーオプションの仕組みはとてもシンプルで、『○分後(あるいは○○秒後、○時間後)に今よりも為替が上がっているか下がっているか』を予測するだけです。

いわゆる『High or Low(上か下か)』の二者択一で、予想が当たれば定められた金額を受け取れて、外れれば没収されるだけです。

正直子どもでもお年寄りでもできる行為ですね。

もちろん闇雲にやっては確率は五分五分なので、いかに勉強し法則を見つけ、勝率を当てるかが勝負の分かれ目。

この予想が当たった時は、とても爽快な気持ちです。

僕は(いまにして思えばただの運でしたが)連続で予想が当たり利益を出せていたので、これにすっかり舞い上がり「これならいずれは大きな収入源として確立できるかも!」と勘違いしてしまいました。

 

失敗した理由②:バイナリーオプションを主軸とした勉強可能な情報が少なく不十分にしか学ばなかった

調べてみて分かったのですが、実はバイナリーオプションについて基礎からしっかり学べる書籍はありません。

一応バイナリーオプションを取り上げている書籍は発見したのですが、おそらく求めている情報は載っていないものです。
※たんに僕が探しあてられなかっただけかもしれませんが…

また、YouTubeをはじめとした動画や、ネット上にある『バイナリーオプションで勝率を上げるための方法!』みたいなことが記載されているサイトをある程度漁ってみました。

しかし、作成者が本当にそれで成功しているのかいまいち信頼性がなかったり、どれも似たようなことしか説明されておらず表面をなぞっているだけの感じが否めませんでした。

それでも可能な限り調べて、法則や傾向について把握を試みましたが…

確たる根拠を自分の中に組み上げることができないまま終わってしまいました。

バイナリーオプションは基礎があやふやで不十分な状態で取り組んではいけないことを痛感したのです。

 

失敗した理由③:損失を取り戻そうとムキになってしまった

運による連勝が止まった後も、勝ったり負けたりを繰り返し何とかギリギリの利益はあげられていたのですが、ついに均衡が崩れてしまいました。

そこからは損失を取り返したい一心で普段はしないような連続の取引を行い、使う金額も大きくしたのですが、そんなもの上手くいくはずはなく結局損失を拡大。

バイナリーオプションに限らず、投資は冷静さを保つメンタルが必要と理解していたはずなのに、まんまと泥沼に嵌まってしまったのです。

今となっては2万円ほどに損失を留められただけでも良かったと思っていますが、メンタルコントロールの大切さを痛感しました。

 

失敗した理由④:取引のたびに襲われる緊張感に耐えきれなかった

バイナリーオプションは、数十秒・数分・数時間後の時点での為替動向を予測します。

予測をたて取引を完了すれば、基本的にその時間が訪れるまで待つだけ。

実際にやってみると分かるのですが、待っている間の時間の緊張感は凄まじいです。

その結果次第で利益か損失かが決定するのですから当然です。

いくら勉強しある程度経験を積んでも、取引のたびに訪れる緊張感は薄れることはありませんでした。

「予測が外れ損失を出したらどうしよう」というプレッシャーは、もう味わいたくないと思ったから、僕はバイナリーオプションをやめることにしたのです。

 

まとめ

以上が、僕のバイナリーオプションにおける失敗談です。

ちなみにバイナリーオプションで成功を収めたという方々のサイトを見ると、ほぼ全員が勝つために役立つという情報商材を販売していました。

僕は1つも購入していないので真偽は分かりませんが、もしかしたら本当に良い情報が載っているのかもしれませんし、全くのデタラメかもしれません。

いずれにせよ、僕はバイナリーオプションからは撤退してしまったので、もう今後取り組むことはないでしょう。

しかし、僕はダメでしたがたゆまぬ努力で成功を掴める可能性がある方はたくさんいらっしゃると思います。

もしこの失敗談を踏まえてバイナリーオプションに取り組むことを決意された方は、僕の二の舞にならぬよう頑張ってほしいです。