今回は、仕事の向き不向きを見極める基準、仕事の向き不向きと成果・報酬とのパターンを紹介しました。

仕事でミスが続き、「今の仕事に向いていないのでは」と悩んでいるような方は、本当に自分に合っているかどうかを考えるきっかけとして、この記事を読んでみて下さい。

仕事の向き不向きは単に自分自身の思い込みであることもある

仕事が思うように行かない時、「自分はこの仕事に向いていないのではないか」と悩む人は多いでしょう。

そんな時は、「仕事を辞めてしまおう」と考えることもありますが、一度踏みとどまって自分の仕事ぶりを見つめ直しましょう。

実はまだ慣れていないだけなのに、「自分はこの仕事に向いていない」と思い込んでしまっている場合があるからです。

仕事で悩んだ時は、今の仕事に向いているのかどうかを見極めることが大切です。

仕事の向き不向きを見極める基準10個

仕事をしていく中で、仕事のミスや人間関係などの要因が重なると、「自分はこの仕事に向いていないのではないか」と思い悩むことは誰にでもあることです。

そんな場合は、今の仕事を辞めて新たな仕事を探すということもできますが、大きなリスクを伴う行動でもあります。

そんな時こそ冷静に「今の仕事は本当に自分に向いていないのか」と問いかけてみましょう。

以下に、仕事の向き不向きを見極める基準をご紹介して行きます。

仕事の向き不向きを見極める基準1:やりがいを感じられているか

仕事の向き不向きを見極める基準1つ目は、「やりがいを感じられているか」ということです。

たとえば「与えられた仕事の達成感」、「社会に貢献しているという実感」など、やりがいは人それぞれです。

このようなやりがいは、他人の指示どおりに行う仕事ではなく、自ら積極的に取り組んだ仕事でこそ得られるものです。

「やりがいを感じられない」という場合は、仕事に対して消極的になってしまっていると考えることができます。

仕事の向き不向きを見極める基準2:自分の成長を感じられるか

仕事の向き不向きを見極める基準2つ目は、「自分の成長を感じられるか」ということです。「仕事を通じて自分の成長を感じられる」というのは、仕事をする上での大きなモチベーションになります。

ただし、仕事を通じて成長を感じるためには、それなりの努力が必要です。やりがいがある仕事であればあるほど、その過程は辛いということもあります。

それでも努力できるのであれば、その仕事は自分に向いていると言えるでしょう。

仕事の向き不向きを見極める基準3:自分の目標とする姿を描けるか

仕事の向き不向きを見極める基準3つ目は、「自分の目標とする姿を描けるか」ということです。

自分の目標とする姿を描けるのであれば、その目標を達成したいという高いモチベーションをもって仕事に取り組むことができます。

一方で、自分の目標とする姿を描けないのであれば、なんの成長も達成感も得ることができず、ただぼんやりと時間を消費してしまいます。

そのような場合は、自分の仕事ぶりを見つめ直す必要があります。

仕事の向き不向きを見極める基準4:他の仕事と比較してみて今の仕事はどうか

仕事の向き不向きを見極める基準4つ目は、「他の仕事と比較して今の仕事はどうか」ということです。

今の仕事が辛いと感じ、「自分には向いていない」と決めつけて、「他にもっと自分に合う仕事があるだろう」と思っているのであれば、要注意です。

「他の仕事の中に、自分に合う仕事が本当にあるのか」をしっかりと見極められなければ、何度も同じことの繰り返しで、いつまでも自分に合う仕事を見つけることはできないでしょう。

仕事の向き不向きを見極める基準5:他の人と比較して自分の仕事ぶりはどうか

仕事の向き不向きを見極める基準5つ目は、「他の人と比較して自分の仕事ぶりはどうか」ということです。

「他の人と比べて仕事に対して消極的でないか」など、自分の仕事ぶりを振り返ってみましょう。自分の仕事に対する姿勢など、別のところに問題がある場合もあります。

また、他の人は楽しそうに仕事をしているのに、自分だけ仕事を楽しめいないと感じることが多ければ、その仕事は自分に合っていないと考えることができます。

仕事の向き不向きを見極める基準6:仕事以外の時間に仕事で悩んでいるか

仕事の向き不向きを見極める基準6つ目は、「仕事以外の時間に仕事で悩んでいるか」ということです。

家でも仕事をしなければならない、仕事以外の時間でも仕事に悩まされているという人は、その環境がプライベートに悪い影響を与えています。

仕事ばかりに時間を取られてプライベートが充実しないと、疲労やストレスによって体調を崩し、ひいては仕事にも悪い影響を及ぼします。

仕事とプライベートのバランスは非常に重要です。

仕事の向き不向きを見極める基準7:今の仕事が好きか

仕事の向き不向きを見極める基準7つ目は、「今の仕事が好きか」ということです。

「今の仕事が好きだ」と自信を持って言うことができるのか、「仕事をしていて楽しいと思える瞬間があるか」を自身に問いかけてみることで、その仕事の向き不向きを見極めることができます。

もし、今の仕事が好きだとも楽しいとも思えないのであれば、これから先もその仕事に悩むことがあるでしょう。

仕事の向き不向きを見極める基準8:成果を残しているか

仕事の向き不向きを見極める基準8つ目は、「成果を残しているか」ということです。大きな成果を残せるというのは、その仕事が自分に合っているといえます。

もちろん、自分に合っていない仕事でも、努力をすれば成果を残すことができます。

しかし、自分に合っている仕事のほうが成果を残しやすいというのは明らかであり、仕事の向き不向きを見極めるうえで、成果というのは非常に重要な基準になります。

仕事の向き不向きを見極める基準9:自分の性格に合っているか

仕事の向き不向きを見極める基準9つ目は、「自分の性格に合っているか」ということです。

人と接することが苦手なのに、接客の仕事をするなど、自分の性格に合わない仕事をすることはストレスの原因になります。

もちろん、自分の性格に合わない仕事に挑戦することで、自分の新たな一面を見つけることもありますが、仕事の向き不向きで悩んでいるときには、「自分の性格に合っているか」というのは大きな基準になります。

仕事の向き不向きを見極める基準10:仕事場の環境はどうか

仕事の向き不向きを見極める基準の10個目は、「仕事場の環境はどうか」ということです。

「上司や同僚との関係はどうか」「労働時間が多すぎないか」など、自分の現状を見直すことで、仕事の向き不向き以前に働く環境に問題があることに気づく場合もあります。

このような場合、自分が仕事に向いてないと思っているのは、「単なる思い込み」ということもあります。

仕事の向き不向きと成果・報酬とのパターン3つ

仕事をする上で、やりがいや成長を感じられるかということは大切なことです。また、仕事をする上での成果や、仕事に対する報酬も大切です。

しかし、やりがいや成長が感じられ、かつ成果や報酬も納得できるというケースは、あまり多くないというのも実情です。

続いて、仕事の向き不向きと成果・報酬とのパターンを3つご紹介しましょう。

仕事の向き不向きと成果・報酬とのパターン1:向いていないがお金が稼げる

仕事の向き不向きと成果・報酬とのパターン1つ目は、「向いていないがお金が稼げるパターン」です。この場合は、自分が仕事に対して何を求めているかが重要になってきます。

自分が仕事に求める物が「高い報酬」なのか、「やりがいや楽しさ」なのかの違いによって、自分の中で「向いていないがお金が稼げている」という実情の捉え方が異なってきます。

仕事の向き不向きと成果・報酬とのパターン2:向いていないが上手くできる

仕事の向き不向きと成果・報酬とのパターン2つ目は、「向いていないが上手くできるパターン」です。

必ずしも、仕事の向き不向きが成果を残せるかどうかを決めるわけではありません。

向いていないと感じている仕事でも成果を残せることがあったり、逆に、向いていると感じている仕事でも、なかなか成果を残すことができないということもあります。

仕事の向き不向きと成果・報酬とのパターン3:向いているがお金が稼げない

仕事の向き不向きと成果・報酬とのパターン3つ目は、「向いているがお金が稼げないパターン」です。

「仕事をしていて楽しい」「自分は今の仕事に向いている」と感じていても、思うようにお金が稼げない場合は、報酬が仕事内容に見合ったものであるかを見直すことが大切です。

また、今の仕事に向いているがお金が稼げないという実情について、客観的に考えることも必要です。

今の仕事に対する向き不向きを見極めましょう

仕事を長く続けていくうえで、仕事の向き不向きというのは非常に大切です。

「今の仕事が自分に向いていないのではないか」と悩んでいる方は、今回紹介した仕事の向き不向きを見極める基準10個を参考にするなどして、仕事に対する向き不向きを見極めて下さい。

それを見極めたうえで、自分の信じる道を進んで行きましょう。