自分が搾取される側でないか不安…搾取される人ってどんなタイプだろう?
突然ですが、あなたは今、『他人から搾取されているかも・・・」と感じてはいませんか?
人の善意や優しさに付け込み、搾取しようと狙っている輩は、世の中に腐るほどいます。
腹立たしいことですが、そうした搾取する輩ほど立ち回りが上手く、周囲からの評価が高いケースが往々にしてあります。
そんな中であなたができることは、『搾取される側』にならないように、その傾向を知り対策を練って行動すること。
この記事では、搾取される人の特徴とそうならないために必要なことを解説していきます。
搾取されやすい人の特徴
搾取する側の人間からすると、このような傾向がある人は好都合であることが多いです。
・素直で優しい
・知識や情報に乏しく疎い
・勉強するのを面倒くさいと思っている
・頑固で思い込みが激しい
・自分を過大評価している
これをもう少し深掘りすると、以下の特徴が見えてきます。
他人を疑わない
搾取する側の人間にとって、嘘は呼吸するのと同じくらい自然にしていることです。
だからそれを信じてくれる真面目で素直な人は、格好のカモになります。
本来であれば長所になるはずの面ですが、悪意を持った人間に関わってしまった場合に、これ以上ないくらいの短所となるのです。
断るのが苦手
搾取する側の人間は、ことあるごとに勧誘をしてくるケースがあります。
それはネットワークビジネスだったり宗教だったり…いずれにしても、普通にやっていたらなかなか人が集まらない種類のものです。
断るのが苦手とか、何となく悪い気がしてしまうという優しさは、彼等にとってはまたとない獲物です。
曖昧な態度を取ってもそのまま強引に引き入れることを平然としてくるので、注意しなければなりません。
自分で調べようとしない
このタイプは、自分で調べるのが面倒くさくて、商品の取り扱い説明書などをロクに読まないことが多いです。
そのため、些細なことでもすぐに他人を頼り、その指示通りにしか行動できません。
自分では調べようとしないため、他人の言うことを鵜呑みにするのです。
もし教えてくれるのが搾取する人間だった場合、どうなるか想像がつくでしょう。
自分で調べればすぐ分かることなのにそうしない場合、結果的に搾取される羽目になります。
プライドが高く視野が狭い
プライドが高いと、「自分は正しい!」という自信を持ち、他の価値観や考え方などに耳を傾けません。
それは視野が狭いということであり、自分の中にあるもの以外は見えず、受け入れないことにも繋がります。
いざ分からないことがあっても誰かに聞けず、分かったフリをしてしまい結果的に騙されていることに気付けない可能性が高いです。
自分の見えている世界が全てと信じていると、イレギュラーなパターンに対応できず、知らないうちに搾取されることになってしまいます。
自分に自信を持つことは大切ですが、行き過ぎるとこのようなリスクを抱えることになります。
どんなことも自分以外のせいにする
自分がよく確認していなかったり、自分の行動の結果招いた事態でも、決して自分の非を認めず誰かのせいにしたり、環境のせいにする・・・
そんなタイプは、その尻ぬぐいも誰かにさせようとする傾向があります。
しかし、自分が引き起こした事態に対処できるのは、最終的には自分以外に他なりません。
何らかの搾取をされた場合、それを取り戻すためには本人の能動的な努力や行動が必要不可欠です。
それも全ては自分の非を認めるところからスタートしますし、再度同じ搾取をされないためにも反省するべき必要があるのですが、このタイプの人はそうしようとはしないため、いつまでも先に進めなかったり、進むまでにとても時間がかかってしまいます。
そしてようやく進もうとした時には、時すでに遅し・・・という状態に陥るのです。
勉強が嫌いで学ぶ姿勢を持たない
搾取される人に共通するのは、『圧倒的に知識が不足している』ということです。
例えばITリテラシーが低いためにネット詐欺被害に遭う事例が、年々増えているのもこれが1つの原因です。
世の中には知らないといい様に搾取される仕組みがたくさん存在しています。
また、そのタイプは自分の知識が低いことに危機感を抱かず、勉強して学ぼうとする意欲も低いため、いつまでたっても搾取される側に居続けることになります。
すぐ感情的になり冷静さに欠ける
搾取される人は、何かあるとすぐ感情的になる傾向があります。
自分が理解できないことがあったり、搾取されていることに気が付くと、激昂するだけでどのような対処すべきかを考えないのです。
一方で、優秀な人はそのように感情に流されることはありません。常に冷静沈着で、不測の事態が発生しても動揺せず、対処にあたります。
感情的になる人は、怒るだけ怒って次のステップに進めません。
搾取する側は、相手の感情の隙間に潜り込んでくるため、感情的な人ほどコントロールしやすいのです。
搾取されないようにするため4のつの方法
上記の特徴を見てドキリとした方は、今1度自分を見つめ直すことをおすすめします。
ここからは、搾取される側から抜け出すための方法を3つ、ご紹介していきます。
まずは自分で調べてみる
何事にも共通しますが、自分で調べなければ知識は身についていきません。
本を読む、インターネットで検索する・・・いずれも、『自分から能動的に学ぶ』という姿勢で成り立つ行為です。
今の時代、大抵のことは自力で調べると答えが見つかるようになっています。
しかし、そこを他力本願にすることで本来不要な手間と時間、お金を掛けることになるわけです。
その時点で搾取されていることを自覚し、そうならないためにまずは自分で徹底的に調べて解決する努力が必要です。
常に謙虚な気持ちと姿勢を忘れない
優秀で搾取されない人は、『自分は未熟である』ということを理解しています。
それは一見すると危ういように感じますが、未熟だと思っているからこそ自分の認識や判断が絶対に正しいとは思わず、しっかりと外部の情報を取り入れ、それが出しいのかを考える過程を踏みます。
搾取する側からすると、思考停止せず自ら考える人ほど、騙しにくく陥れにくいため厄介と感じ、手を引きます。
搾取する側も手間と時間をかけたくないため、なるべく簡単にコントロールしやすい人(カモにしやすい人)を好むためです。
また、謙虚な人は周囲も「何とかしてあげたい(助けてあげたい)」という気持ちになるため、自然と味方になってくれる人が増えていきます。
すると、困っている時も見返りを求めず力を貸してくれて、搾取から身を守ってもらえます。
自分が理解できないものを拒絶しない
世の中には、たくさんの文化や概念が存在します。
その中には、どう頑張っても自分が理解できないものというのもあるかもしれません。
大切なのはたとえ理解できなくとも、そうしたものがあるんだと受け入れることです。
受け入れず拒絶するだけでは、その時点で思考停止をしており、見えるものも見えなくなってしまいます。
世の中は常に動いており、新しい技術もどんどん生まれています。
それは搾取する方法も新しくなっていくということであり、それを認知しなければ、防ぐ方法も身に付けられません。
拒絶ではなく受け入れることは、搾取から身を守ることに繋がるのです。
お金の知識を身に付ける
あなたは『お金』について、どれくらい知っていますか?
こんなに身近でいつも使っているのに、お金をちゃんと理解している人は少ないです。
搾取される人に共通しているのは、お金の知識に乏しいこと。
どれだけお金を稼いでも、この知識がなければ無駄にしたり毟り取られてしまいます。
これを防ぐために、お金の知識を身に付けるのは最重要課題です。
今は書籍も多く出版されていますし、YouTubeにも動画がたくさんアップされており、お金の勉強をするにはこと欠きません。
ただ、「信頼できる人から効率的に学びたい!」ということであれば、ファイナンシャルアカデミーがおすすめです。
お金の知識・経験が豊富なプロフェッショナルが講師となっており、初心者にも分かりやすく解説してくれます。
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誰だって搾取される可能性がある
どんな人であれ、搾取される側になってしまう可能性があり、例外はありません。
だからこそ、そうならないために知識や経験を身に付け、自己防衛する必要があるのです。
先程も説明した通り、世の中には搾取の仕組みがあちこちに存在しています。
今も搾取され続けているのに、それに気付いていない・・・というケースも有り得るのです。
『自分は大丈夫』という人ほど、搾取される危険に晒されているもの。
本当の意味で『特別な人』など、この世にいません。
それを理解し省みることが、搾取されないための第1歩ではないかと思います。