仕事を辞めたくて悩んでいるけど、勢いで辞めたらどうなるか不安を感じている20代も多いのではないでしょうか?
ハッキリ言いますが、ブラック企業や働いていて辛い会社は早く辞めた方が良いので、勢いで辞めてしまってOKです!
この記事では20代が勢いで退職しても大丈夫な理由やメリット、退職前に準備しておくことについてご紹介します。
勢いで退職したときの後悔なども解説するので、転職を検討している20代の人は参考にしてください。
20代は勢いで退職しても大丈夫!
20代は勢いで退職しても問題ありません。勢いで辞めてもいい理由を解説するので、それぞれ確認しておきましょう。
理由① 世の中に求人はたくさんある
日本は少子高齢化が問題になっていて、労働力不足が問題になっています。若い人が少なくなっているため、昔とは状況が変わってきているので再就職がしやすくなっています。
2021年時点での企業数は約368万あって、国・地方公共団体を含めれば約529万と非常に多いです。求人が多く退職しても次の就職先が見つけやすいため、勢いで退職しても問題ないといえます。
理由② 転職するなら若い方が有利
求人は多くなっていますが、再就職をするときには若い人材が人気です。現在のスキルだけでなく、これからのポテンシャルに期待して評価されることもあるため、転職が有利になります。
20代専門の転職サイトや転職エージェントもあるため、求人情報が集めやすいといった理由もあります。
理由③ 若いほどキャリアチェンジもしやすい
20代の再就職はキャリアチェンジもしやすいため、勢いで辞めても問題ありません。ポテンシャルに期待して採用されることが多いため、未経験の職種でも20代ならば採用されやすいです。
新卒で就職した業界が自分に合っていないと感じたら、思い切ってキャリアチェンジをしやすい点も、勢いで退職しても問題ない理由になります。
勢いで退職するメリット
勢いで退職することには、メリットもあります。自分の時間を確保したり体調面を大事にできたりするので、転職活動をしっかりとおこなうことが可能です。
メリット① ゆっくりする時間ができる
勢いで退職すれば、時間に余裕ができます。業務をこなしていくうえで蓄積した疲れを癒したり、自分の強みを見つけたりする時間が生まれます。
時間に追われる会社員から一度離れることで、あたらしい発見や小さな幸せを感じることも可能です。自分と向き合って人生設計をおこない、本当にやりたい仕事を見つけることもオススメです。
メリット② 転職活動に専念できる
勢いで退職してしまえば、転職活動に専念できることもメリットになります。仕事をしながら転職活動することは、想像以上に大変です。
履歴書や職務経歴書の作成、面接対策などを休日や仕事が終わってからおこなう必要があるからです。遠方の企業へ面接へ行くと、1日潰れてしまうことも珍しくありません。
メリット③ 仕事のストレスから解放される
さきに退職してしまえば、仕事のストレスから解放され冷静な判断ができるようになります。人間関係などで転職を考えている人は精神的に追い込まれていることも多いため、退職してストレスをなくしてからの転職がオススメです。
とくにブラック企業の場合は早く辞めないと大変なことになります!
私が、20歳くらいの時に勤めていた、ホテル業の会社ですが、最初に面接をした時に、基本給は安いが年数働いたら毎年給料が上がると言われて入ったんだけど、その会社には6年いたけど、1円も上がらなかった。最初は、若い事もありなかなか言えずに我慢していたけど、年数がたつにつれ不満感が出てきて、ある時聞いたら、そんな話しはしていないし、会社の状態が余り良くないから、給料は上がらないと言われた。
しかもその会社は、定時が、8時から5時だけど通常勤務が終わってから、同じホテル内の別の部署に、3時間残業に行かされた。残業と言っても、最初は残業代が出ると言われていたのに、最初の月の給料明細を見てビックリした。残業代は1円も入っていなかった。上司に聞きに行ったところ、経営が厳しいから残業代は出ないと言われたので、残業はしないと言うと、凄い勢いで残業代はみんな出てないから、我慢しろと言われ、更には、若いやつは生意気言うなと言われた。
その当時は、田舎に住んでるからもあって、今みたいにすぐ辞めたら働くのに、噂が流れて働きずらくなる。辞める時に同じ会社の人に聞いたのが、その会社は新卒の若い人をいっぱい雇って、給料は安く、上手い事を言って残業をさせて、部署の上には、まともな給料を払って、会社とグルになってるらしい。
しかも、自分もあったけど、会社を辞める条件が一か月前に申告で、ここからが地獄で、辞めると言ってからの一か月が、会社側と、部署の上司が手を組んで、いじめが始まります。大体の若い子は、耐えれなくなり、途中から来なくなります。しかも有給はうまい事減額してきます。監督署などに言いたかったのですが、他の会社との繋がりも大きく、噂になるのも怖く若い人は泣き寝入りみたいな感じです。こういう会社はもう勢いですぐ辞めないとダメです。
ただし勢いで退職すると後悔することもある
勢いで退職してしまうと、後悔することもあります。よくある後悔についてご紹介するので、それぞれ確認しておきましょう。
収入がなくなってしまう
勢いで退職したあとによくある後悔が、収入がなくなってしまうことです。口座の残高が減っていくことは、思っている以上に辛いものです。会社員のときは給料から天引きされていた、国民健康保険料などの支払いもある点には注意が必要になります。
無職期間の長引く可能性がある
勢いで退職しても、次の就職先が見つからなくて後悔しているといった意見もネットでは見受けられます。面接をおこなっても内定がもらえないと、モチベーションを維持することも難しいです。
無職期間が長引いて半年以上の空白期間ができてしまうと、今までの経歴に傷がついてしまう点にも注意しておきましょう。
退職するならこれだけは準備しておこう!
勢いで退職したときにも、さまざまな手続きが必要になります。いつ辞めてもいいように、やっておくべき準備をご紹介します。
健康保険の切り替え
退職をして次の就職先が決まっていない場合は、退職から14日以内に健康保険の切り替えが必要です。
国民健康保険への切り替え手続きに必要な書類は、
- 身分証明書
- 印鑑
- 社会保険資格喪失証明書
- 届出書
です。
失業保険などの申請
失業保険は国から失業したときに、手当としてお金が支給される制度です。給付額は、退職前の給料から計算されて、45%〜80%ぐらい支給されます。
失業手当をもらうにも条件があるため、事前に確認しておくことがオススメです。退職後は収入がなくなってしまい、生活に困ることが多いため国の制度を積極的に活用しましょう。
必要なら国民年金の免除申請
退職による収入の減少によって、国民年金保険料を納めることが困難なときは免除申請をおこなえます。
とりあえずの出費を抑えることはできますが、将来の年金が減額してしまうためしっかりと検討してから利用しましょう。10年以内であれば、後から追納できる制度もあるため上手に国の制度を利用することがオススメです。
まとめ|勢いで退職をするとしても準備は大切!
この記事では20代が勢いで退職しても大丈夫な理由やメリット、退職前に準備しておくことについてご紹介しました。勢いで退職するときでも、準備は必要になるのでしっかりと確認しておきましょう。
日本は少子高齢化によって労働人口が減少しているため、勢いで退職してもなんとかなることが多いです。自分のキャリアや人生を見つめ直して、後悔しないと思える選択をすることがオススメです。