転職サイトと言えば有名なのは、『リクナビNEXT』や『ビズリーチ』などですが、近年利用者数を伸ばしているのがミイダスです。

履歴書・職務経歴書の登録は必須ではなく、転職エージェントとの面談も不要ながら、指定された質問項目に答えるだけで企業がオファーして採用するダイレクトリクルーティングの方式を利用しているミイダス。

転職希望者はもちろん、「そのうち転職したいけど、そこまで急いでいない」という転職検討者も気軽に使うことのできるサービスとなっています。

この記事ではそんな転職検討者の1人である僕が、実際にミイダスを使ってみた感想をありのままに書いていますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

登録開始~完了までわずか10分

ミイダスのサービスを利用するには、最初にいくつかの項目に答える必要があります。

具体的には以下の通りです。

・性別、生年月日、住まい地域
・第一言語
・最終学歴と卒業年
・6か月以上の離職期間の有無
・経験会社数
・現在の在職状況(在職中の有無と入社年月、退職の場合は退職年月)
・直近の所属会社名
・会社の主要な事業(大分類と中分類をそれぞれ選択)
・従業員数
・雇用条件(契約形態・年収・役職名)
・直近企業で身に付けたスキル(経験した職種、大分類と中分類と小分類をそれぞれ選選択)
・該当する顧客が所属する業界
・担当経験のある顧客(法人・個人(一般と富裕層))
・担当経験のある案件
・新規プロジェクトの立ち上げ経験
・マネジメント経験年数とマネジメント経験人数
・保有資格(英語力・Excelスキル・普通自動車免許の有無)

上記をもとに、『選考条件に一致した会社数』と『類似ユーザーのオファー年収実績』がはじき出され確認できます。

公式サイトでは「約5分で登録完了」と記載されていますが、やってみると10分です。

※年収実績はかなり高めの金額が表示されますが、あくまで参考の1つとしてしておきましょう。

サイト全体が見やすく分かりやすい

ミイダスでは、画面左斜め上にある三本線のマークから、各項目(オファーしてきた企業の確認や希望条件の設定・更新など)を選択することが可能となっています。

画面遷移やビジュアルなど、全体的に見やすいものになっており、とても操作がしやすい形式です。

また、サイトの色合いが薄く青みがかっていて、目に優しい雰囲気で使いやすいのも特徴です。

自己分析を無料で利用可能

ミイダスの利用者に好評なのが、無料で利用できる自己分析です。

2022年3月時点で、以下の4つが提供されています。

・コンピテンシー診断
・共感スキル診断
・バイアス診断
・パーソナリティ診断

このクオリティが非常に高く、転職活動で必須となる自己分析にとても役立つものとなっています。

登録完了するだけでこれらが全て利用できるのは、ミイダスの大きなメリットだと思います。

オファーは多数来るが・・・

登録が完了すると、多くの企業からオファーが届きます。

ダイレクトリクルーティングのため当然ではあるのですが、自分が希望する条件に合致しない企業からも大量に届くため、正直ゲンナリ感は否めません。

また、企業詳細を見ると営業系や作業系といった、今の時代だと特に人手不足と推察される企業が多く、あまりメジャーなところからのオファーは届きません。

転職活動を真剣に行うのであれば、ミイダスだけでなく他の転職サービスも併用した方が良いと思います。

また、企業詳細とあわせて転職会議で口コミを確認する行程を取ると、失敗する確率を減らせるはずです。

求人検索の項目が細かく設定可能

ミイダスの求人検索は、他の転職サービスと比較しても多くの選択項目が存在します。

大別すると『ポジション詳細』『社風・評価』『企業概要』『事業概要』の4つで、そこからさらに細分化するとその数は75項目に及びます。

全てを設定するとさすがに該当する企業は無くなると思いますが、これだけあれば可能な限り自分の希望条件に沿う企業を発見できます。

現在ミイダスに登録している企業数は327,000社あるので、自分にとって優先度の高い項目から選択していき、良い企業を見つけましょう。

自己分析だけの活用も可能

ミイダスを使ってみた総評としては、オファーしてくる企業の見極めは必要ですが自己分析診断はとても高度です。

登録・利用は完全に無料なので、転職を検討している方は、まず自己分析目的で登録するのもアリです。

僕のようにここで転職に向けた準備をしておいて、いつでも開始できるように備えておくのはどうでしょうか。

10分ほどで登録完了できるので、面倒くさがりの方にもピッタリです。