「仕事辞めたいなぁ・・・」
「でもお金ないし、辞められないなぁ・・・」
「とりあえずもう少し続けるか・・・」
仕事に対する不満をずっと口にしているのにも関わらず、上記の思考から今も辞めずに働いている人は、世の中に溢れています。
SNSを見ると、朝は「会社に行きたくない」、昼は「早く帰りたい」、夜は「明日仕事行きたくない」が毎日ルーティーンの如く投稿されていることからもそれがよく分かります。
この記事をお読みいただいているあなたも、そんな1人ではないでしょうか。
もしあなたが今の状態から本気で抜け出したいと思っているなら、この記事を最後までお読みいただければ幸いです。
今のままでは一生社畜のまま
ハッキリ申し上げますが、お金に対する心配から辞めたいと思っている仕事を辞めずに続けているのであれば、あなたは一生そのままです。
「お金が貯まったら辞めるし・・・」と主張する人もいますが、その算段が付いてなければ。おそらく永遠に貯まることはないでしょう。
そして、雇い主である会社側もそんな実情をよく分かっているため、待遇を改善するようなことはしません。
むしろ『あいつらは文句や不満を言いつつ辞められないだろう』と高を括って、改悪してくることもザラにあります。
事実、僕が以前働いていた職場ではそのような待遇の改悪があっても、辞める人は誰もいませんでした。
「いつかは抜け出してみせる」と考えていても、そのプランが具体的でない限りいつまでも今の生活は続きます。
仮に今の仕事を辞めたとしても、また同じような状況に陥る可能性が高いです。
納得していないなら辞めるべき
もちろん現状に納得しているとか、仕方ないと思って受け入れているのであれば、それで全く問題ありません。
例えばYouTubeチャンネル「社畜so sweet」で、日々の社畜生活を公開している男性がいます。
この方は残業を月間200時間しているという典型的な社畜ですが、「自分がやりたかった仕事で、このような生活も覚悟していたし納得している」と明かしています。
そして、視聴者からの様々な意見に対し、以下の発言をしています。
「少しキツイ言い方になるかもしれませんが、それは全て自己責任だと思っています。ブラック企業を選ぶのも、キツくてもやりがいや憧れを優先するのも。私は自分の選択に現状は文句はありません。自分で選んだ道ですから」
「自分で選んだ道です」 残業200時間超の”社畜YouTuber”が退職しない理由 | キャリコネニュース (careerconnection.jp)
この方のように、世の中には傍から見れば社畜で可哀想(不幸)だとしても、本人はそう思っていないケースもあります。
本人がそう考えているならば、それ以上他人がとやかく言うことはなく、辞める必要もありません。
この方の考えを借りると、たとえそれで過労死しようが、いつか後悔する日が来ようが、それも全ては自己責任です。
しかし、もしあなたが現状に少しでも納得していないとか不満があるのなら、やはり辞めるべきです。
お金なんてどうとでもなる
多くの方がネックとしているお金の面ですが、僕の経験上、その気になれば今の日本でお金はどうとでもなります。
嘘だと思うのであれば、求人を検索してみましょう。
世の中には人手不足の会社が溢れており、働きグチはいくらでもあります。
僕は派遣社員としてコールセンターで働いていた経験がありますが、この時は派遣先企業の採用担当者と顔合わせし、その数時間後に即決で採用され難なく就職しました。
ちなみにその仕事は、
・残業ほぼなし(しても1時間程度)
・希望休は月に3日ほど、申請すればほぼ100%通る
・怒られることはほとんどなし
・私服勤務OK
という環境で、給料は月給手取りで23~4万円ほど。
こんな信じられないような仕事に苦労なく就けることもあると思うと、今の仕事で無理して頑張るのがバカらしくなってきませんか?
やりたいことがなければ見つける努力をすべき
「お金もそうだけど、今の仕事を辞めて他にしたいことがない・・・」という人もいるでしょう。
そんな方はやりたいことを見つける努力をして、今後のキャリアの積み方やプランを考える必要があります。
例えば自分が興味を持っていることは何かないか、気になるモノやコトがないか、一見仕事に関係ないものでも思わぬ方向から見つかることがあるので、まずはじっくり考える時間を持つと良いでしょう。
最近はキャリアプランについて相談できるキャリアコーチングというサービスもあるので、上手に活用することをおすすめします。
後悔しない時間を過ごすために
お金がないから社畜を辞めずに続けるというのは、自分の人生の貴重な時間をドブに捨てているのと同じです。
仕事で大変なことはあっても、明らかにおかしいことまで我慢したり頑張るのは、ただの思考停止です。
何より、それで苦しむのはあなた自身であり、現に今も苦しんでいるはず。
「あの時辞めておけば・・・」と後悔しないために、楽しい時間を過ごすために、今日から行動することが大切です。