どんな職場にも、救いようのない『クズ』と思わざるを得ない人は存在します。

彼等は周囲からの冷めた視線に気付かず、「自分は優秀だ」という思い込みをしたまま、毎日元気に職場にやってきます。

真面目で責任感のある方であればあるほど、「なぜあんなヤツが、何のお咎めも受けずノウノウと働いているんだ・・・」と、その理不尽さに絶望しがち。

しかし、1つ安心してほしいことがあります。

そのようなクズは、放っておいてもいつか必ず自然に淘汰されるようになっています。

この記事では、僕が以前勤めていた職場で実際に遭遇した『クズな人達』のエピソードを5つ、順番にご紹介します。

エピソード①:独裁上司の末路

その上司は当時30代半ばの男性で、とにかく悪い評判ばかり立っていました。

というのも、

・自分の配下にお気に入りの社員だけを置く
・自分の意にそぐわない(反発してくる)社員をパワハラなどで辞めさせる
・上層部に媚びてアピールばかりする
・無意味な仕事を作り部下に押し付ける

上記の他にも様々なことをしており、そのたびに敵を増やしていたのです。

そのため彼と関わる機会のある現場のほとんどの社員は彼を嫌っていましたが、その事実を知らない上層部は彼を「仕事ができる優秀な人間」と好評していて、それがより一層職場に絶望する人を増やしていました。

そんな『独裁政権』を行っていた彼ですが、思わぬ綻びから一気に瓦解が進むことに。

彼が目をかけていた部下達が、揃って「これ以上耐えられない」と退職の意を示したのです。

この事件がきっかけとなって、彼のこれまでの独裁的な手法が明るみになり、「これまでのやり方は間違っていたのではないか?」と上層部にも詰められることに。

その後彼はそれまでの勢いを失い、残ったのは彼にさんざん苦しめられ虐げられてきた、怒りを帯びた社員達。

僕はちょうどその時期に辞めてしまったので、彼がどうなったかを最後まで見届けてはいませんが、独裁者はいつか必ず罰を受けるのだと知ったエピソードです。

エピソード②:信頼度ゼロ先輩の末路

職場の理想の先輩像とは、『何かあると助けてくれる』とか『優しくて信頼できる』などであると思います。

その点、このエピソードの主人公である先輩Oさんは、後輩からの信頼度がゼロでした。

常に声が大きく、話すことは自分の自慢話ばかり。

空気を読まない、他人の気持ちを考慮しない発言も多く、僕の知る限りOさんを慕っている人は皆無でした。

そんな彼は、常々管理職への昇進を希望していましたが、そんな人柄と実力が響いてことごとく選ばれず。

後輩が管理職となり追い抜かれては、「今回の人事には納得できない」と不満を漏らしていました。

その後、ようやく念願叶って管理職になったのですが、後輩からの信頼度ゼロの人間に、部下は誰も付いていかず・・・

部下の1人は「あの人が上司でいる限り、僕は何も頑張りません。」とまで周囲に漏らしていたそうです。

そんな状況を聞いていた僕はどうなるんだろうと思っていたのですが、事態は思わぬ方向へ。

なんと職場の人員整理と称したリストラの対象に、真っ先にOさんがあがったのです。

結局Oさんは、「関連会社への移籍」という形で職場を去っていきました。

信頼というものは、社会人として何物にも代えがたいものであると実感したエピソードです。

エピソード③:「自分は優秀」と思い込んでいた同僚の末路

どんな職場にも必ず1人はいる、「自分は仕事ができて有能だ」と思っている社員。

僕が勤めていた職場にも例にもれず、そのような女性社員Kさんがいました。

Kさんはもともと別の職場で同業種を経験しており、入社時から「私はみんなとは違う」と言葉に出してこそいませんでしたが、そうした雰囲気を常に醸し出していました。

上司との面談でも、職場への不満をたびたび漏らしており、上司が手を焼いているという噂が流れるほど。

しかし肝心の実力は低くも無いけど特段優秀ということもなく、またプライドの高さから人望もありませんでした。

そのため管理職にも選ばれず後輩に追い抜かれることが続き、「もし次選ばれなかったら辞める」とまで言い始め、ようやく選ばれたのです。

ただ、そこでも実力は特段目立つほどなく、人望がないため部下からの信頼もなく、最終的には管理職を下ろされることに。

その後しばらくして、彼女は職場を去っていきました。

今はどこで何をしているか知りませんが、あのプライドの高さで厄介者扱いされていないことを願うばかりです。

エピソード④:チャラ男な後輩の末路

後輩男性社員のIくんは、当時20代前半で見た目からチャラ男であることが明白な存在でした。

仕事の仕方もいい加減で、彼を毛嫌いしている人はとても多かったです。

本人はそのことに一切気付いておらずとても楽しんでいたようで、毎日のように飲み会を開催していました。

僕はあまり関わりがなく話したこともありませんでしたが、たびたび朝まで飲み明かしては、遅刻や欠勤していたと聞いています。

そんなIくんも、何を思ったか管理職になりたいと言い始め、たびたび試験を受けていましたが当然のごとく毎回落ちることに。

最終的には競争馬がいないために何とか登用されたようですが、その後も隙あらばサボりいい加減なことを繰り返して、上層部の怒りを買い下ろされれてしまいました。

しかし、「俺は何も悪いことをしていない」と主張し、いつの間にか職場を去っていました。

今もどこかでチャラ男として飲み明かしているのかもしれません。

・エピソード⑤:クズの巣窟の職場の末路

このようなクズが集まった職場は、決して永久には続きません。

その証拠に、その職場は今は業務が終了し、跡形も残らず消滅しています。

最大の問題は、こうした職場ではどんなクズがいようと、大きく咎められることなく、ほぼ野放しになっていることです。

もし今、あなたが働いている職場に、こんなクズがたくさんたら。そしてそれによってあなたを含め真面目な方々が被害を受けていたら。

その職場は遅かれ早かれ潰れるので、早めに転職することを強くおすすめします。

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