皆さんの周りに、聞いてもないのに何でもだらだらと解説してくる男子はいませんか?
実はその行為は「マンスプレイニング」という名称が付いた立派な知的ハラスメントなのです。今回はマンスプレイニング男子の特徴や心理、マンスプレイニングをうまくかわす対処法を紹介します。
マンスプレイニングの意味とは?
マンスプレイニングは何の略?
マンスプレイニング(Mansplaining)は、主に男性が(相手を無知、または特定の分野に詳しくないと決めつけて)見下すように何かを解説したり、知識をひけらかしたりすることを指す言葉。「man(男性)」と「explaining(説明・解説する)」をかけあわせた用語である。
https://ideasforgood.jp/glossary/mansplaining/
マンスプレイニングという言葉を聞いたことはありますか?マンスプレイニング(英語:Mansplaining)とは、男を意味する「man」(マン)と解説を意味する「explain」(エクスプレイン)をかけ合わせたかばん語で、「聞いてもないのに何でも説明したがる人」を指します。今回はマンスプレイニング男子の特徴や心理、また対処法を紹介します。
女性を見下すマンスプレイニング
もちろんわからない事を教えてもらってありがたいなと感じる場合もあります。しかし、マンスプレイニング男子は女性に対して「君は知らないだろうから、僕が教えてあげるよ」と、「女性側が無知である」事を前提にして見下し、お節介を始めることを指します。このような態度を取られれば女性は「うざい」と感じますし、マンスプレイニングは立派な「知的ハラスメント」です。
マンスプレイニング男子【特徴15選】
1.高学歴である場合がある
こちらではマンスプレイニング男子の特徴を15個紹介していきます。あなたの周りの男子もチェックしてみてください。1つ目のマンスプレイニング男子の特徴は、高学歴であることです。学歴社会にこだわっているので、自分がいい大学を出ているという事を必要以上に凄いことだと勘違いし、自分より下の大学の人を見下す傾向があります。
2.女性を見下している
2つ目のマンスプレイニング男子の特徴は、「女性を見下している」です。どんな話をしていても自分のほうが知識が豊富で、自分の方が上だと思い込んでいるのです。また、女性に対してのほうが自分を大きく見せやすいと考えているのでこのような態度になります。もちろん女性からしたらこのような男子はうざいだけで尊敬も何もできませんよね。
3.家柄が良い場合がある
3つ目のマンスプレイニング男子の特徴は、お金持ちの家で生まれたお坊ちゃんである場合があります。このパターンですと自分の家はお金があるから、自分は全てにおいて最高クラスのものを知っているんだとひけらかしてきます。「この前行ったイタリアンがとても美味しかった」と話しても、「あれは本場とは言えないよ。」などと返されたら会話をする気が失せますよね。
4.ナルシストである
4つ目のマンスプレイニング男子の特徴は、「ナルシスト」です。ナルシストは自分のことが大好きで、自分の話ばかりをします。そのような男性は女性からすると「うざい」という印象になりますよね。とくに日本人は謙虚な人間の方が好かれる傾向にあるので無駄に目立つと印象が悪いです。
5.自慢したがる
5つ目のマンスプレイニング男子の特徴は、「自慢したがる」です。相手がその話に対して興味を持っているかを考えずに「自分はこんなことも知っているんだ」「すごいでしょ?」と言わんばかりに話し倒してきます。
6.解説する知識が浅い
6つ目のマンスプレイニング男子の特徴は、「解説する知識が浅い」です。自分が少しでも知っていることがあるとそれをすべて教えたがるので、自分があまり詳しくない分野についてもいちいち解説してきます。その分野に精通している人がいたら「わかってないな」と思われてしまうにも関わらず、彼らは解説することをやめられません。
7.話がつまらない
7つ目のマンスプレイニング男子の特徴は、「話がつまらない」です。マンスプレイニング男子は自分中心の話しかしないので、聞いている側は全く面白くありません。相手の顔色を窺う事や、会話のキャッチボールしようという気がないので、自分1人で盛り上がって楽しんでしまいます。話がつまらない男子は恋愛対象にも入りにくいですね。
8.空気がよめない
8つ目のマンスプレイニング男子の特徴は、「空気を読めない」です。空気を読むことができないので、相手が嫌がっていることや、周りの雰囲気が冷めていることに気付くことができません。聞いている側は地獄ですが、何も気づかず楽しそうに話しているマンスプレイニング男子はある意味羨ましいですね。
9.肩書きにこだわる
9つ目のマンスプレイニング男子の特徴は、「相手の肩書きを見て態度を変える」です。自分の上司にあたる人や、どう考えても社会的地位が高い人に対しては、ペコペコした態度を取ります。このように自分が勝てない人には、大人しくなってしまう男性はとてもうざいですね。
10.説教じみている
10個目のマンスプレイニング男子の特徴は、「話し方が説教じみている」です。これがまた女性から「うざい」と嫌がられるポイントですよね。これはもうマンスプレイニング男子の癖になっているので、話すと知らず知らずのうちに説教っぽくなってしまうのです。
11.プライドが高い
11個目のマンスプレイニング男子の特徴は、「プライドが高い」です。彼らは周りの人間より自分が優秀であると思い込んでいるのでプライドが高く、プライドを傷つけられることを許しません。自分のプライドを守るために知っている知識を振り絞ってひけらかし、結果うざいと思われてしまいます。
12.上から目線
12個目のマンスプレイニング男子の特徴は、「上から目線」です。これは「自分がこの会話をリードしたい」という思いや「自分が偉い」という思いによって生まれる支配欲が、彼らを上から目線な態度にしているといえます。
13.教えたがり
13個目のマンスプレイニング男子の特徴は、「教えたがり」です。教えたがりな人は聞いてもいないのに勝手に口をはさんできては長々と説明を始めます。さらにこちらから意見を出すとそれに対してはほぼ無関心で、一緒にいる人をイラッとさせます。
14.口だけは達者
14個目のマンスプレイニング男子の特徴は、「口だけは達者」です。彼らは口では偉そうなことを語りますが、実際行動に移したときに実績が出せない場合が多く見られます。口ばかりで行動が伴っていない人は周りから白い目で見られますよね。
15.偉そう
15個目のマンスプレイニング男子の特徴は、「偉そう」な事です。普通に話していても、態度や言葉の節々からどこか見下されているように感じます。また、「この中で自分が1番頭がいい!」などのように格付けするところがあります。
マンスプレイニング男子【心理15選】
1.お節介である
こちらではマンスプレイニング男子が解説をしたがる心理を15個紹介します。1つ目のマンスプレイニング男子の心理は「お節介好き」です。「世話好き」といえば聞こえが良いですが、「お節介」は頼んでもいないのにいろいろと口を出してきては相手を不快な思いにします。
2.自分を良く見せたい
2つ目のマンスプレイニング男子の心理は、相手に自分をよく見せたいと思っています。「能ある鷹は爪を隠す」ということわざにもあるように、本当に能力のある人はいちいち口で「自分はすごいだろう」と説明することはありません。彼らは自分の能力以上に自分を良く見せたがるのです。
3.女性の気を引きたい
3つ目のマンスプレイニング男子の心理は、女性の気を引きたいと考えています。女性は頭の良い男子や優しい男子が好きですよね。マンスプレイニング男はそれを完全に勘違いしており、自分の行動は女性にモテると思い込んでいます。女性は「うざい」と思っているとも知らず、「俺はこんなにすごいんだ」と女性にアピールしているのです。
4.知識を出したい
4つ目のマンスプレイニング男子の心理は、「自分は物知りである」「何でも知っている」という事を周りにアピールしたくて仕方がありません。自分が少しでも知っていることならばその知識がどんなに浅くても堂々と解説を始めます。
5.自慢したい
5つ目のマンスプレイニング男子の心理は、「自慢したい」です。特に高学歴のマンスプレイニング男子にありがちな知的ハラスメントで、自分の経歴や資格、経験を自慢したいと思っています。何かの成功体験があると、人が悩んでいてもお構いなしに「俺はあんな困難も乗り越えた」と延々と自分の成功体験を語りだし、「こうするといいよ」と余計なアドバイスまでしてきます。
6.年下は目下
6つ目のマンスプレイニング男子の心理は、自分よりも年が若い人のことを勝手に「格下だ」と思う節があります。自分よりもキャリアが上の人にペコペコし、自分よりも年下には強気に出るという男性として最低な知的ハラスメント行為ですよね。
7.男尊女卑
7つ目のマンスプレイニング男子の心理は、無意識のうちに「女は男よりもできない」と思い込んでいます。仕事でも女性がミスをすると「だから女はダメなんだ。男だったらこんなことはない」と心の中で考えているのです。
8.人を見た目で判断している
8つ目のマンスプレイニング男子の心理は、「人を見た目で判断する」ことが挙げられます。彼らは自分の話す内容に中身がないように、相手の中身も見ようとはしません。そのため、外見などの目に見えるものにとらわられて、知的ハラスメントをしてしまいます。
9.意識が高い
9つ目のマンスプレイニング男子の心理は、自分を「意識高い系男子」であると思い込んでおり、「意識高い系男子」がかっこいいと考えています。実際に「意識高い系男子」は話がつまらないことが多いので、女性からすると逆に印象が悪くなることが多いです。
10.負けず嫌い
10個目のマンスプレイニング男子の心理は、周りの誰にも負けたくないという意識が非常に高いです。負けず嫌いなことは悪いことではありませんが、どんな分野に関しても首を突っ込んできて「自分のほうが知っている」アピールをされると一緒にいて気分が悪いですね。
11.自意識過剰
11個目のマンスプレイニング男子の心理は、「自意識過剰」です。自分はとても目立ち、多くの人から注目されている存在だと思い込んでいます。悪い目立ちをしていることに気づくことができないのが悲しいですよね。
12.優しさだと思っている
12個目のマンスプレイニング男子の心理は、自分の行為を優しさだと考えています。彼らは自分が「うざい」と思われていることに気づくことができず、自分の行動を「優しさ」だと勘違いしています。「俺が教えてあげるよ」「いろいろ知ることが出来てよかったね」と心の中で考えているのが知的ハラスメントの心理です。
13.社会的欲求を満たしたい
13個目のマンスプレイニング男子の心理は、「社会的欲求を満たしたい」です。しかし、この心理は男性全体に共通します。男性が収入や社会的地位にこだわるのも、すべては社会的欲求を満たすためといえます。しかし、マンスプレイニング男子は「社会的欲求を満たしたい」という心理を理性でコントロールできず、相手を見下すことで発散してしまいます。
14.知識コンプレックス
14個目のマンスプレイニング男子の心理は、「知識コンプレックス」です。マンスプレイニング男子には高学歴が多いと説明しましたが、逆に「知識コンプレックス」を抱えているため、必要以上に自分の知識をひけらかす場合があります。自分よりも高学歴な相手が現れると、尚更自分を上に見せるために知的ハラスメントをしてしまいます。
15.承認欲求が強い
15個目のマンスプレイニング男子の心理は、「人に認められたい」「すごいと思われたい」という承認欲求が大変強いです。承認欲求が強い人は逆に言うと自分に自信のない人が多いです。自己肯定感が低く、他人から認められることでしか満足することができません。
マンスプレイニングは立派な知的ハラスメントである
男性からの優しさだと勘違いしていませんか?
女性の中には、男性のマンスプレイニングを「優しさ」「親切」と捉えようとしている女性もいるのではないでしょうか?しかし、過度な説明や女性を見下した行為は立派な「知的ハラスメント」と言えます。
男性と女性の脳の違い
そもそも知的ハラスメントをするのは何故男性が多いのでしょうか?それは男性と女性の脳の違いが関係しているのです。そもそも女性は会話の中で「解決」を求めていません。女性が求めているのは「同意」です。しかし男性は会話の中で何かしらの「結果」を出すことを求めています。そのため、男性は女性と比較してマンスプレイニングになりがちです。
度がすぎるとただのうざい男子
もちろん親切で自分の知識を教えてあげようとしてくれる男性も山ほどいます。しかし、よく知りもしないことをベラベラと話したり、相手を見下す態度をとったりすれば、それは立派な「知的ハラスメント」であり、ただのうざい男子になってしまいます。身の回りの男性に対して、知的ハラスメントかそうでないかをしっかり判断できるようになりましょう。
マンスプレイニング男子の見分け方
見分け方①1人でしゃべり倒す
マンスプレイニング男子は楽しく会話しているところでも、空気を読まずにベラベラと1人でしゃべり倒します。話しているところに割り込んできて、1人でベラベラとしゃべり倒す男に出会ったら、それはマンスプレイニング男子と断定できます。
見分け方②女性を見下す
マンスプレイニング男子は女性を見下します。そのため、マンスプレイニング男子が話している内容を少しでも「知っている」と反応すると、あからさまに「あー、知ってるんだ」と嫌な顔をします。普通はお互い話の内容が合えば盛り上がって楽しいはずですが、マンスプレイニング男子は自分が上に立っていたいので、女性と同等に話すことを嫌います。
見分け方③「女は」が口癖
マンスプレイニング男子の話に乗ったはずが、「女の子はそういうことを言わない方がいいよ」などとあからさまに男女差別発言をしてきます。これは完全にハラスメントに当たりますし、このような男性と会話をしていてもまったく楽しくありませんね。
うざい知的ハラスメントの対処法【15選】
1.自覚させる
うざい知的ハラスメントの対処法を15個紹介します。1つ目の対処法は、マンスプレイニングを自覚させることです。聞いてる側からしたら「うざい」ということを態度に出してしまいましょう。あからさまにつまらなそうな態度を見れば、マンスプレイニング男子も自分の行動を省みる可能性があります。
2.素直に聞くふりをする
2つ目の対処法は、「そうなんですか」「知りませんでした」などと適当に聞き流して頷いておくことです。特に相手が自分と同じチームで働いている場合は関係を崩さないためにも雰囲気を壊さずに接する方が自分も楽になります。もちろん話は右から左に受け流して大丈夫です。今晩の夕飯のことでも考えましょう。
3.反論はしない
3つ目の対処法は、「反論しない」です。マンスプレイニング男子はプライドが高いので「それは違いますよ」等と否定すると更にヒートアップして喋りだしてしまいます。煽るような事はせずに放っておきましょう。
4.持ち上げる
4つ目の対処法は、「持ち上げる」です。マンスプレイニング男は、自分が承認欲求が強く、自分がいつでも1番でいたいと考えています。最初から、マンスプレイニング男を持ち上げて、私より上にいるのだと実感させておけば、余計な知識を披露されることもなく、不快な思いをしなくてすむかもしれません。
5.無視する
5つ目の対処法は、手っ取り早く無視することです。マンスプレイニング男子は自分が上に立ちたいと思っているので、無視をしていれば彼らもこちらには近づいてこなくなります。
6.早めに切り上げる
6つ目の対処法は、会話を早めに切り上げることです。長く聞いてしまうと、マンスプレイニング男子は更に調子に乗って延々と話し続けてしまいます。
7.マンスプレイニング男子の話を切り出す
7つ目の対処法は、あえてマンスプレイニング男子の話題を持ち出すことです。「もしかして自分もマンスプレイニング男子なのでは」と気づき、自分の態度を改めるケースもあります。
8.さらっと説明する
8つ目の対処法は、自分が得意の分野の場合に、「それってこういうことですよね?」とさらっと説明してしまいましょう。マンスプレイニング男子は浅く広い知識のみのタイプがほとんどなので、こちらにも知識があるとわかれば強気には出られません。
9.他の人に話を振る
9つ目の対処法は、一緒にいる他の人に話を振ることです。マンスプレイニング男子を排除する空気ができれば、自動的に彼は会話に入れなくなります。
10.席を立つ
10個目の対処法は、用事を思い出したふりをして席を立つことです。「すみません、上司に呼ばれているんでした」などと言えばさすがのマンスプレイニング男子も引き留めることはできません。
11.先回りして話す
こちらも知識がある場合にしか使えませんが、11個目の対処法は、「この人次はこう言うだろうな」とわかった時にはこちらが先手を打って話してしまいましょう。あなたのことを「自分よりも物知りかもしれない」と認識したら、あなたの前で知識をひけらかすことはなくなります。
12.近づかない
そもそも会話をしたくないという女性がほとんどですよね。その場合の12個目の対処法は、近づかないことです。遠回りをしてでも、あえてマンスプレイニング男子のいないところを通るなどして避けてしまいましょう。
13.嘘をつく
13個目の対処法は、「これってこういうことですよね?」と嘘をついてマンスプレイニング男子に罠を仕掛けてみましょう。適当に言った事に対してマンスプレイニング男子が同意してきたら、それが誤った知識であることを伝えるのです。1度恥をかけば、よく知りもしないことでベラベラと偉そうに話すことをやめるでしょう。14.周りの人に助けてもらう
14個目の対処法は、見方を作ることです。マンスプレイニング男子のことを相談できる人は身近にいますか?もしもいるならば、その人に協力してもらって助けてもらいましょう。例えばマンスプレイニング男子につかまっているときに、あなたを呼んでもらうなどです。マンスプレイニング男子を嫌っている女性は多いはずなので、協力してくれる女性は多いですよ。
15.話題を変える
15個目の対処法は、別の会話にすり替えてしまう事です。仕事の話などはまた出しゃばってくる可能性が高いので、趣味や友人の話など、そのマンスプレイニング男子が入ってこられなさそうなテーマを選びましょう。
マンスプレイニング男子をうまくかわそう
心が蝕まれてしまう前に対処しよう
マンスプレイニングに心当たりがあった方も多いのではないでしょうか?男性は本能的に社会的欲求を追い求める生き物なので、知らず知らずのうちに知的ハラスメントを行ってしまっていることが多いです。マンスプレイニング男子は相手にしているとどんどんストレスが溜まってしまうので、こちらで紹介した15個の対処法を使ってストレスフリーな日々を過ごしましょう。