この記事の要点

・会社の飲み会は行かなくていい
・断る理由は正直に。怒られる会社なら辞めた方がいい
・時間とお金は飲み会ではなく自分のために使おう

会社員である以上、避けては通れないイベントが会社の飲み会。

新年会・忘年会・歓迎会・送別会・・・その他にも、部署での飲み会や上司や先輩との飲み会など、様々な名目で行われています。

しかし、お酒が好きではなく、大人数が苦手な人からすると、飲み会ほど行きたくないものはありません。

ましてやそれが会社の飲み会となると、余計に行きたくないですよね。

とはいえ、行かないと言うと上司や先輩の目が怖い・・・と悩んでいる人も多いはず。

この記事では、そんな悩みを解決します。

結論:会社の飲み会は行かないのが大正解

まずハッキリと言えるのは、会社の飲み会は行かなくていいということ。

そもそも飲み会は仕事ではなく、プライベートの時間です。

仕事なら参加しなければなりませんが、そうでないなら参加しなくていいですし、それを咎める権利は誰にもありません。

筆者は昔、ある上司に「飲み会に参加しない奴を仲間とは認めない」と言われた経験がありますが、これは立派なパワハラです。

そんなことを言う人間が誰かの上に立っている時点で、その会社の底が知れているので、早々に辞めた方がいいでしょう。

飲み会は行きたい人だけが行けばよく、行きたくなければ行く必要はありません。そのお金と時間をより有意義に使うべきです。

飲み会に行かなくていい理由

行きたくもない飲み会に参加すると、どうなるのか。

大半は、以下のような被害に遭います。

時間の無駄

飲み会は、1度につき平均して1時間半~2時間近く拘束されます。

よく毎週末に飲みに行くという人がいますが、これを1か月でトータルすると、なんと6時間~10時間。

この時間があれば、本は1冊読めますし映画は3~4本観れますし、何らかの勉強もかなり進められます。

酒を飲みつつ下らない話をしているだけなんて、時間の無駄でしかありません。

『時は金なり』と言いますが、どれだけお金を積んでも買うことのできないもので、ある意味お金以上に価値があります。

行きたくもない飲み会に使うことによる損失は、お金では表せません。

お金の無駄

1度の飲み会にかかるお金は、平均して3,000円~5,000円ほど。

「その程度大したことない」と思う方もいるかもしれません。

筆者が学生時代にしていたアルバイトは、時給が1,000円でした。つまり、飲み会に参加するなら3~5時間働いた分のお金が必要ということです。

決して短くない時間をかけて、苦労して稼いだお金が、1度の飲み会であっという間になくなってしまう。

このお金の使い道は、他にたくさんあると思いませんか?

役に立つことが何もない

飲み会の中で繰り広げられる会話を、あなたはどれくらい覚えていますか?

おそらくほとんどは中身のないどうでもいい話で、酒が入っているのもあって、覚えていないことがほとんどでしょう。

2時間近くもあるのに、得られるものはごくわずか・・・というより、皆無といってもいいレベル。

費用対効果の観点でみると、こんなに悪いものもありません。

「パーッと酒を飲んでストレス発散だ!」という人がいますが、それなら親しい友達とすれば十分です。

むしろ、会社の飲み会では言いたいことも言えず、聞きたくもない話を聞いてストレスが溜まる一方。

役に立つ要素がありませんね。

ハラスメントが横行している

パワハラ・セクハラ・モラハラ・・・

今やハラスメントは、どの会社も注意すべき問題です。

しかし、飲み会ではこれが当たり前のように行われており、さらにこれを注意したり訴えることも難しいのが実情です。

なぜなら、これをしてくるのが上司をはじめとしたお偉方で、止められる人がいないからです。

男性社員はアルハラを受けやすく、女性社員はセクハラを受けやすい。悪しき習慣は、令和になった今でも健在なのです。

無理して行って、そんな目に遭うなんてバカらしすぎます。

二次会でさらに無駄にする

2時間近くの飲み会が終わって、ようやく帰れる・・・と思ったら、二次会に連行されTる羽目になるのは珍しくありません。

二次会に参加するのは、飲み会が特に好きなおじさん達で、既に酒を相当飲んでいるのもあってより面倒なことになります。

ここでさらに2時間近く拘束されれば、その無駄さは半端ではありませんよね。

時間もお金も散々取られて、楽しいのはおじさん達だけとは、理不尽極まりないです。

断る理由は正直でOK

会社内で立場の弱い若手社員にとって、上司や先輩も参加する飲み会を断るのは勇気と覚悟がいること。

断るにしても、その理由に非常に困りますよね。

これに関しては、正直に行きたくない理由を伝えて問題ありません。

下手な噓をついてもバレますし、何度も使えるものではないからです。

上司に生きたくない理由(お酒が苦手、大人数が苦手など)を言ってしまいましょう。

それで怒られるようなら、「飲み会に参加することは強制であり命令ですか?」と質問を。

そうだと言うなら、今すぐ労働条件相談ほっとラインに相談してOKです。

そんな会社に居続けても、心身が削られるだけです。

自分のためになることに時間を充てる

ここまでお話した通り、飲み会に使う時間とお金があるなら、自分のためになることに使った方がはるかに良いです。

では、具体的にどんなことに使うのがいいのか?

あなたが何か学びたいことがあれば、それをやるのが1番です。

ただ、もし特にないのであれば、こちらの記事で紹介していることをやってみるのもいいでしょう。

あなたの『今』が何より大事

当たり前のことを言いますが、あなたの『今』は『今』しかありません。

どう過ごしても、その時間は二度と返ってこない。飲み会で消耗しようが、自分のために活用しようが同じなのです。

あなたの貴重な『今』をどう使うか。それはあなた次第です。

つまらないものに縛られず、あなたらしい生き方をしてくださいね。