この記事のポイント

・気持ち悪い会社には5つの特徴がある
・「気持ち悪い」と感じるなら今後も馴染むことはない
・気持ち悪い会社から抜け出す準備を今すぐ始めることが大切

世の中には、『気持ち悪い会社』が存在します。

先輩や上司から怒鳴られるわけでもないし、実績を追い立てられるわけでもない。

でも、何か気持ち悪いし、居心地が悪い・・・あなたは自分の会社に、こう感じていませんか?

もしそうなら、その会社は『気持ち悪い会社』の1つと言えます。

気持ち悪い会社の厄介さ

気持ち悪い会社は、世間から表立って非難されることがなく、あまり目立ちません。

その理由は、分かりやすいブラック企業の特徴からは外れているからです。

給料の出ない長時間労働を強いられたりしませんし、朝礼や会議で怒号が響くこともない和気あいあいな雰囲気など、表面上は問題があるように見えないのです。

労働基準法などの法を犯した働き方をさせてるわけでもないので、外部が追及できる箇所もありません。

つまり社内にいる人間にしか問題が分からず、どこかに訴えたりできない厄介さを持っています。

気持ち悪い会社の特徴

気持ち悪い会社には、いくつかの共通した特徴があります。

あなたの今いる会社が大丈夫か、確認してみましょう。

ニックネームで呼んでくる

入社早々、1人1人のニックネームについて聞いてきて、いきなりニックネームで呼んでくる会社です。

人と人のコミュニケーションにおいて、いきなりニックネームで呼ばれのは、ある程度の信頼関係ができてからでないと気持ち悪さを感じますよね。

相手からすれば少しでも早く信頼関係を結ぼうとしているのかもしれませんが、やられる方するからすれば馴れ馴れしさに苛つきを覚える可能性もあります。

特にそれが同期ではなく教育担当の上司などの場合、気持ち悪さに拍車がかかります。

いきなりニックネームで呼ぶことは、逆に相手に引かれるかもしれないというリスクもあることを考えておきましょう。

タメ口で話すことを強要してくる

これも入社してからまだ日が浅い時にあることです。

いきなり「年齢近いんだしタメ口で大丈夫だよ~」などと、タメ口で話すことを提案される会社があります。

それだけならまだいいのですが、敬語禁止と言ってこられるのは、気持ち悪いでしょう。

大して親しくもないのに、なぜタメ口で話して距離感を無理やり縮めようとしてくるのかよく分かりませんよね。

こういう会社は、求人情報に『アットホーム』と書いていることが多いです。

いちいち恩着せがましい

会社の厚意でも何でもなく、単に法律等で決められていることにも関わらず、いちいち恩着せがましく言ってくる会社があります。

例えば、最低賃金が上がっただけなのに「給料上げてやるんだからもっと頑張れよ」と言ってきたり。

小休憩に対して「取得できるのは会社が大目に見ているからだ」などと言ってきたり。

こうした会社は社員を兵隊のように扱うくせに、大変気持ち悪いことを連発してきます。

今日のモチベーションを聞いてくる

社員に対して、今日の仕事へのモチベーションをWebアンケートで提出させる会社があります。

これに低いモチベーションということを報告すると、管理職から声かけをされるという仕組みです。

これだけ聞くと社員を気遣う良い会社だと思うかもしれません。

しかし、問題はそれがチャットでの声かけであり、さらに具体的な配慮や負担を減らすようなことは一切してくれないこと。

それならいちいちモチベーションを報告させる意味がありませんし、丸っきり無駄な行程です。

会社のリスクマネジメントとして、「日頃から社員の様子を確認し気に掛けていた」と報告するためには有効ですが、社員には役に立ちません。

「ウチはブラック企業じゃないので」と自ら言っている

誰もが忌避するブラック企業。

その特徴は多くありますが、気持ち悪い会社ほど「ウチはブラック企業じゃないから~」と、社員自らが発言します。

本当に良い会社であれば、そもそもそんなことを言わなくても、社員は不満を抱えず活き活きと働きますj。

それを自分達から言うのはイタいですし、言われた方は「本当にそうなのか?」と疑念にかられます。

「気持ち悪い」と感じたら今後も馴染むことはない

あなたが今いる会社に「気持ち悪い」と感じるなら、早々に見切りをつけて抜け出しましょう。

その感覚は今後どれだけ長くいようと、変わることはほぼありません。

会社の気持ち悪さを作り上げているのは大勢の人であり、会社全体の雰囲気です。

それこそ会社が買収などで吸収され母体が変わらない限り、今の気持ち悪さは変わらないでしょう。

そこにいればいるほど、あなたはメンタルを消耗し、鬱々とした気分になってきます。

だから早く離れることが重要です。

気持ち悪い会社から抜け出すための準備

会社から抜け出すにあたり、以下の準備をしておくと、今後スムーズに環境を移行できます。

自分のやりたいことを明確にする

まずはこれから自分がどんなことをやっていきたいかを明確にしましょう。

最初はどれだけザックリとしたものでも構いません。

思い浮かんだら、それを実現できる仕事があるか、なければどんな仕事を作ればできそうか・・・と具体的に落とし込むのです。

そうして明確になったら、あとはそこを目指して必要なことをしていけばいいだけです。

やりたいこと探しは誰もが悩み抱えているものですが、順序を1つずつ踏んでいけば必ず何かが見つかります。

自分1人では難しい部分もあるので、コーチングのサポートを受けながら探すのも良いでしょう。

キャリアアップコーチングでは、現在無料でコーチングサービスが受けられま明日。

複数の収入源を構築する

会社に依存しない収入源を持っておくことは非常に重要です。

体調を崩して休みたい時、会社を辞めたいと思った時も、お金のことを気にして実行に移せない人がたくさんいます。

そんな問題を解決するために、収入源の確保はとても有効な手段なのです。

今や世の中には副業としてブログや株式投資など、多くの方法が存在しています。

リスクが少なく、空いている時間で少しずつ進めることが可能なので、どんどんチャレンジしていきましょう。

転職サイトに登録しておく

これからのことを考える中で、転職サイトにある求人情報はたくさん見ておきたいところ。

世の中にはまだこんなにたくさんの仕事があって、今の会社なんてその中のちっぽけな1つに過ぎないことがよく分かります。

また、様々な業種の求人を確認できるので、今まで触れてこなかったけれどふと気になる仕事が見つかる可能性もあります。

登録自体は無料ですし、履歴書・職務経歴書の作成ができるので、スキルの棚卸しもできます。

登録しておいて損はありません。

気持ち悪い会社で我慢しない

気持ち悪い会社に居続けても、あなたに良いことは1つもありません。

ある種の洗脳じみたことの連続で、そのたびにあなたに嫌悪感を抱かせるでしょう。

そんな会社にまともな未来はありませんし、いるだけで健康的なリスクに晒されます。

ぜひ準備を進めて、抜け出して新しい環境で、伸び伸びと過ごしましょう。

我慢の先に待っているのは、不幸だけです。