人間は見た目を非常に重視する生き物です。

中でも顔は、多くの人が1番最初に見る部位。

童顔だと、幼く見えるが故に見下されたり、舐められるケースが珍しくありません。

社会人の場合はこれが障害になることが多く、客や取引先からの反応に、歯がゆい思いをした経験もあるでしょう。

この記事では、そんな童顔の社会人に向いている仕事と向いていない仕事を、詳しく解説します。

僕自身も童顔で、これまでに7つの会社で働いてきた経験があるので、参考にしていただければと思います。

対面営業は避けるべき

まず、童顔の社会人が最も避けた方がいい仕事は、対面が必要な営業職です。

営業にとって欠かせないのは、『取引先からの信頼』ですが、童顔だとこの点で非常に不利。

僕が人材派遣会社の営業をやっていた際に、「キミなんかに任せて大丈夫?」と言葉にしてこそ言われずとも、そう思われている雰囲気がヒシヒシと伝わってきました。

また、男性同士の場合、無意識のうちに『相手が自分より上か下か(強いか弱いか)』を判断します。

童顔の男性は、この点でほぼ下に見られるため、あからさまに舐められます。

これを逆手にとって「まだ未熟ですが一生懸命やっています!」というアピールをし、相手の懐に飛び込む方法もありますが、やはり苦しい展開になることが多いです。

以上の理由から、できれば対面での営業は、仕事選びの選択肢から除外すべきでしょう。

威厳を出す方法も限度が有る

童顔による不利をカバーするために、様々な工夫をする人は多くいます

僕もこれまでに、以下の方法を試してきました。

・落ち着いた口調で話すようにする
・シックな服装にする
・表情は柔和な笑顔を崩さない

しかし、正直言って効果はイマイチ。

どうしても顔の印象から入られてしまうので、根本的な解決策とはなりません。

もちろん全く効果がないわけではありませんでしたが、満足できる結果は得られないのが現実です。

童顔の社会人におすすめの仕事

では、童顔で困っている社会人に向いている仕事とは何なのか。

僕の経験上、以下の2つの職業は童顔でも関係なく、むしろそれを活かすことが出来ます。

コールセンター

コールセンターの仕事は、対面接客が全くありません。

電話・チャット・メールのいずれかが顧客とのコミュニケーションツールになるので、こちらの顔をはじめとする見た目は一切関係ないです。

落ち着いた声と口調を心掛ければ、それで十分やっていけるのが魅力ですね。

近年はテレワークを導入している職場も多く、自宅にいながら仕事が出来るのも大きなメリットです。

僕は6年以上コールセンターで働いた経験がありますが、童顔の方に自信を持っておすすめできる仕事です。

 

ジムインストラクター

突然ですが、ジムにいるインストラクターを思い浮かべて見てください。

大半が爽やかで若々しい顔立ちをしていますよね。

童顔にとって、これはまさにピッタリ当てはまるもので、その特徴を存分に活かすことが出来る仕事です

僕も2年間働いていましたが、会員さん(主に中高年の女性)から、かなり可愛がってもらいました。

女性からすると童顔の男性の方が怖い印象を持ちませんし、話しかけやすいので好感を持ってもらえることもそれなりにあります。

童顔のメリットを活かせる仕事をしよう

誰にでも向き不向きがあるように、童顔の社会人にも向いている仕事と向いていない仕事はあります。

どうするかは自分次第ですし、「童顔だって営業で活躍できる!」という自信があるなら、迷わず挑戦すると良いでしょう。

ただ、僕自身の経験から言うと、どうせやるなら自分の武器が活かせる仕事をやった方が有利です。

少なくとも対面営業では、相手がおじさんの場合、基本的には不利な局面からスタートします。

そこから逆転するために試行錯誤を重ねるのも面白いですが、無理をする必要はないことも覚えておきましょう。

あなたにとって、何の障害もなくやりやすいと思える仕事をやれるのが1番です。