一歩を踏み出す勇気が出ない・・・。前に進むためにはどうすればいいのかな。

こんな悩みを抱えているあなたに、この記事は役に立てるかもしれません。

頭では分かっていても、どうしても一歩を踏み出せないことってありますよね。

そのせいで何をするにも時間がかかってしまい、そんな自分が嫌いになってしまうことも。

そんな状態から抜け出すために必要なこととは、いったい何でしょうか。

踏み出せない要因を分析する

最初におさえておくべきなのは、そもそも一歩を踏み出せない要因が何なのか?ということ。

頭では分かっているのにできないのであれば、心理的なハードルがあるのは間違いありません。

例えば一歩踏み出すことで変化についていけるか不安だったり、良くない方向に進んでしまわないか心配・・・などです。

こうした心理的なハードルは、これまでの経験によって形成されている場合が多く、すぐに改善するのは難しいのが正直なところ。

しかし、これを正確に把握し理解しておくことで、解決のために打つべき対策も見えてきます。

あなたが一歩を踏み出そうとした時に立ちはだかる壁は一体何なのか。まずは自分と素直に向き合ってみましょう。

踏み出さざるを得ない環境を作る

既にお話している通り、一歩を踏み出せない要因が心理的なハードルである場合、すぐに改善するのは難しいです。

そこで効果的なのが、一歩を踏み出さざるを得ない環境、つまり強制的にやるしかない状況に自分を置くことです。

例えば挑戦してみたいオーディションや選考があるなら、家族や友人に頼んで代わりに申し込んでもらう。

あるいは行ってみたいスクールがあるなら、受講料を先に振り込んでしまう。

多少強引な方法でも一歩を踏み出せれば、あなたは自分が思っている以上にしっかりやることができるはずです。

内発的に動けないなら、外発的に動かす・・・ということです。

どんな結果になろうと全ては自分の糧

一歩を踏み出せば、良くも悪くも今の状況(環境)が変わることは間違いありません。

その結果が成功か失敗か、または別の何かになるかは、今の段階では誰にも分からないです。

ただ1つ覚えておくべきは、どんな結果になろうとそれはあなたにとって大切な経験であり、糧になるということ。

そしてその糧は、一歩を踏み出したからこそ得られたものだということです。

変わってしまうのが不安だとか、失敗するのが怖いのは誰もが多かれ少なかれ抱いているもの。

しかし自分が何もしなくても、周囲や時代はどんどん変わっていきますし、やらないこと自体が失敗になるケースだってあります。

それならば自分が覚悟を持って、一歩を踏み出した上での変化や失敗の方が、身に付くものは圧倒的に多いでしょう。

人間はどんなに年齢を重ねて経験を積んでも、変わるものは変わるし失敗だってする生き物です。

踏み出そうとして心が疲弊してしまった時は充電期間

一歩を踏み出すのは成長するために必要ですが、無理にやろうとしたり、踏み出したは良いものの疲れてしまい落ち込んだり何もやりたくなくなってしまう時もあります。

そんな時は充電が必要な期間だと思って、自由気ままに過ごしましょう。

心が疲弊したり弱くなる時期は、人生の中で誰にでもあることです。

動かしすぎて熱くなりすぎたエンジンを、休めて冷まさせるようなものです。

しばらくすればまた動けるようになるので、焦ることも落ち込む必要もありません。

決して自分の能力が足りないということではないのを、ネガティブに捉えないようにしてください。

『踏み出すのに時間がかかる自分』も肯定してあげよう

繰り返し申し上げますが、一歩を踏み出せない要因が心理的なハードルである場合、すぐに改善するのは難しいです。

強引に一歩を踏み出さざるを得ない環境を作るなど手段はありますが、やはり踏み出すのに時間がかかることが避けられないケースもあるはずです。

しかし、一歩を踏み出すのに時間がかかるのは、悪いことばかりではありません。

だからこそ慎重になれますし、冷静かつ俯瞰的に踏み出すべきかを見極められます。

「何でもとりあえずやってしまおう!」という姿勢は見習うところですが、考えなくていいのとは違います。

その点で見ると、あなたの一歩を踏み出すまでに時間がかかるのは、メリットと言えます。

だから無理やり今すぐ変わろうとはせず、今の自分の良さは残しつつ、足りないと思うところを足していきましょう。