社会人になると、仕事をして給料をもらって生活するのが、当たり前のようになります。

日本人の大半はその生活を送っていますし、中には仕事を第一優先で馬車馬のように働いている人も。

でもその生活は、仕事のために生きている状態となっており、死ぬ時に後悔するかもしれません。

本記事では、仕事のために生きている人の特徴と、理想の人生を送るための方法についてお話します。

仕事のために生きている人の5つの特徴

そんな人生でいいの?仕事のために生きている人の5つの特徴

本来仕事とは人生の中の一部でしかなく、主軸ではないはずです。

しかし、以下の特徴に当てはまる場合、その人は仕事のために生きている状態になってしまっています。

「明日仕事だから・・・」と予定を早めに切り上げてしまう

友達との飲み会、恋人とのデート、家族との団らん、1人でゆったりとお出かけ・・・

そうした過ごし方は、人生の中で非常に大切で、欠かせないものです。

でも、仕事のために生きている人は、「明日仕事だから・・・」と、その時間を早めに切り上げて終わらせてしまいがち。

つまり、明日の仕事に支障をきたさないように、休まないとダメだと思っているということですね。

とても真面目で、会社も(というか世間も)これが当たり前と言うでしょう。

しかし、それをされた側は心のどこかで「あの人はこの予定より、仕事の方が大切なんだな」と思っています。

もちろん正面切っては言いませんが、仕事が1番大事なんだと認識されます。

自分がリラックスできて幸せを感じられるはずの時間を、仕事のために削って相手にそう思われるのは、決して良い人生と言えないでしょう。

サービス残業している

仕事で多少の残業があるのは、時には仕方のないことかもしれません。

その分お金がもらえるなら、まだ許容範囲でしょう。

けれどサービス残業は、これとはワケが違います。

何故ならどれだけやっても、お金はもらえないからです。

それは言い換えると、『会社のために自分の時間をタダで提供している=仕事に自分の人生を搾取させている』ということ。

まさに仕事のために生きていると言われても仕方ない状態でしょう。

仕事の大変さを自慢している

「この前会社に泊まりだったわ~」

「納期ヤバくて、ここのところずっと終電帰りだったよ~」

こんなことを、喜々として笑いながら話しているサラリーマンを、居酒屋で見たことはありませんか?

本人がどう思っているかは分かりませんが、上記は明らかにおかしい仕事の仕方です。

少なくとも大っぴらに笑って言えるものではないのに、それを自慢話のようにしているのは、認識がおかしくなっています。

自分でも気付かないうちに仕事のために生きている状態になっており、いつか必ず心身に不調をきたすでしょう。

休日も仕事のことを考えている

休日とは、文字通り休みの日です。

自分がしたいことをして、楽しみたいことを楽しみ、好きに過ごしてよい日です。

そんな日に仕事のことを考えてしまうのは、普通ではありません。

「あの企画で大丈夫かな・・・」

「とりあえず終わらせておいたけど、ミスしてないかな・・・」

「来週の会議嫌だな・・・」

と、仕事中ではないのに仕事のことを考えても、一切お金にならないし自分の貴重な時間を使ってしまっているだけです。

そうやって過ごしていると、いつしか常に仕事のことが頭から離れず、本当の意味で休まらなくなってしまうかもしれません。

仕事以外の時間を日常生活のためにしか使えていない

朝起きて、身支度を整えて仕事に向かい、終わったら帰ってきてご飯を食べて寝る…。

1日の中でしていることが、仕事以外全て日常生活のためのものなら、それは仕事のために生きている状態です。

朝活や仕事終わりにジムに行ったり、友達と遊んだりするような生活が考えられないという人がいますが、それは普通ではありません。

仮に年間休日が120日だとすると、残る240日間以上が仕事の日です。

それだけの日々を仕事しかしていないとなると、時間はあっという間に過ぎてしまうでしょう。

今の人生に納得しているか?

そんな人生でいいの?仕事のために生きている人の5つの特徴

仕事のために生きている人の中には、「特に文句もないから平気」と言う人もいるかもしれません。

確かに他でもない自分自身が平気というなら、他人がとやかく言えることはないでしょう。

しかし、本当に本心から思っていて、その人生に納得はできていますでしょうか?

もしそうではなく、無理に思おうとしているのであれば、それは変えるべきことです。

納得できていないと徐々に不満が溜まり続けて、結果的に辞めることになったり、仕事の中で問題が起きる可能性が高いです。

理想の人生を送るために必要なお金を得る4つの手法

そんな人生でいいの?仕事のために生きている人の5つの特徴

仕事のために生きている状態の人が、辞めたくても辞められない理由として第一に挙げるのは、大抵の場合お金です。

仕事しなければ給料が入らずお金がなくなるので、生活することができません。

かといってその仕事を続ける限り、いつまでも仕事のために生きる人生を過ごす羽目になります。

これを変えるには、お金を稼ぐ手段を代わりに得る必要がありますよね。

そのために取れる選択肢としては、以下のいずれかです。

・ホワイト企業へ転職する
・フリーランスへ転向する
・起業する
・不労所得の仕組みを作る

ホワイト企業へ転職する

ホワイト企業への特徴によるメリットは、ワークライフバランスを取れることです。

残業はほとんどなく、休みはしっかり取れて、仕事はつらくなく楽しい。

世の中にはそんな嘘みたいな仕事が確かに存在します。

何がつらいとか楽しいといったことは人によるので一概には言えませんが、自分の得意なことや興味を持てることだと楽しくやれる可能性が高いです。

まずはその点を明確にして、転職を目指すと良いでしょう。

フリーランスへ転向する

フリーランスは会社や組織に所属せず、個人で仕事を得て稼いでいくことになります。

自分のペースで仕事できるので自由が利きますし、努力次第でいくらでも稼げるのが最大のメリットです。

もちろんそうなれるまでに大変な努力が必要なのでラクではありませんが、仕事のために生きていくことをずっと続けるより希望が持てます。

フリーランスとして活動するには、お金を稼げるだけのスキルが必要です。

自分が今持つスキルを活かすか、新たにスキルを身に付けるか、まずはここから考えていきましょう。

『キャリフリ』はフリーランスとして働くために必要なスキル習得だけでなく、案件獲得の支援やキャリア形成についての相談も可能です。

現在は無料で相談もできるので、気軽に利用してみると良いでしょう。

起業する

自ら事業を立ち上げてお金を稼ぐことになる起業。

昔ならごく一部の人にしか考えられなかった手法ですが、今や誰でもやろうと思えばできる環境になっています。

自分がトップに立つので、あらゆる采配・決断は自分が行うことになります。

責任は伴いますが、いつ仕事をしていつ休むかは自分の好きなようにできるという点は、仕事のために生きる人生を変えてくれます。

何を事業にして、どんな戦略を取り展開していくか。考えるべきことが多く責任も多くて大変な分、全てを自分の意志で決めていくのはやりがい十分でしょう。

不労所得の仕組みを作る

不労所得とは、自分が働かなくてもお金が稼げることを意味します。

例としてマンション等の賃貸収入などがこれにあたります。

特別な手法に思われがちですが、ブログ・アフィリエイトなどは1度稼げる状態にまで構築しておけば、この不労所得状態にできます。

つまり誰でも実現することは、決して不可能ではありません。

不労所得には様々な種類がありますが、最も手軽でリスクが少ないのは、やはりブログ・アフィリエイトではないかと思います。

自分が他人より詳しいジャンルがあればその話題を中心にして記事を書けますし、そういったものがなくても雑記系として記事を書くことができます。

コツコツと努力を重ねていけば結果がついてくるので、本気でやれるかどうかが焦点です。

人生〉仕事である

そんな人生でいいの?仕事のために生きている人の5つの特徴

仕事のために生きている人は、今の世の中に少なくありません。

日本人は勤勉・真面目なことを美徳とされて、仕事に身を捧げるのが当たり前の時代もありました。

しかし今やそんな文化は古く、仕事はあくまで人生の一部にすぎない、つまり『人生〉仕事』です。

仕事のために頑張ることは必要でも、仕事に人生が呑み込まれてはいけません。

自分は何のために仕事をするのか。この点を常に自分で考えて、良いように使おうとしてくる会社や人達から身を守りましょう。