運動習慣を作りたい!

こう考えてフィットネスジムに入会したり、YouTubeでフィットネス動画を見ながら運動を始める人はたくさんいます。

2020年に発生した新型コロナウイルスの感染拡大によって在宅勤務が広まり、これに伴う運動不足が加速したことによって、より世間の運動への意識が高まりました。

しかしそれとは裏腹に、実際に運動を継続させて習慣にできている人は、あまり増えていません。

あなたの周囲でも「運動しなきゃ」と言いつつ、それを実践し継続している人はほとんどいないのではないでしょうか。

本記事では、多くの人が運動を継続できない理由と、継続するために必要な『強制力』について、詳しく解説していきます。

運動を継続できているのは3割未満

運動を継続させるコツは『強制力』にある。強制させる3つの方法。

そもそも運動を継続できている人は、今の世の中にどれくらいいるのでしょうか。

スポーツ庁の『令和4年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査』によると、以下の結果が出ています。

1日30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上実施し、1年以上継続している運動習慣者の割合は、20歳以上で27.2%

https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/houdou/jsa_00133.html

この調査結果は『20歳以上』という大きな括りなので、各年代と性別によってそれなりに変わると思いますが、それでも20歳以上の平均は3割に届いていません。

つまり10人いたらそのうちの7~8人は、運動を継続して行っていない、運動不足の状態にあると言えるでしょう。

普段から運動している人からすると信じられないと思いますが、運動習慣を持つ人は圧倒的に少数なのです。

仕事はできるのに運動は継続できない理由

運動を継続させるコツは『強制力』にある。強制させる3つの方法。

ほとんどの社会人は、毎日仕事に取り組みそれを継続できています。

では何故、運動という事項になると、仕事と同じように継続できないのでしょうか。

できない人が主張する理由は、

・仕事が忙しくて時間がない
・疲れていてやる余裕がない
・単純に面倒くさい

といったもの。

しかしその背景には『やらなくても困らない』という根本的な問題が存在しています。

仕事はやらなければお金を得られないので、生活することが困難になります。

運動はしなくたって、今すぐ生活の困難に直結することはありません。

つまり人間が生きていく上で、運動は必須(実際はそうでなくとも)と多くの人には思われていないのです。

やらなくてもいいと思っていることを、わざわざやろうとする人はいませんよね。

これが運動が継続できない最大の要因でしょう。

継続させるために『強制力』を持たせる

運動を継続させるコツは『強制力』にある。強制させる3つの方法。

運動を継続できない人が、これを継続させるにはどうしたらいいのか。

様々な工夫の仕方がありますが、最も効果的なのは『強制力』を持たせることです。

もう少し嚙み砕いて言うと、運動せざるを得ない環境(条件)を作ること。

フィットネスジムに入会しても短期間で退会してしまう人が多いのは、いつジムに来てもいいという、強制力が何もない状態だから。

人間は「いつやってもいい」となっている場合、いつまでもやらないままにすることが多いです。

あなたにもそんな経験はないでしょうか?

そこで運動を継続させるにあたって、敢えてこの強制力を持たせましょう。

具体的には、以下の3つの方法があります。

運動する曜日と時間を指定しておく

まず確実に運動をしないのは、上述にある「いつやってもいい」というケース。

こうしておくと、「時間ができたらやろう」などと考えて、結局やらずに終わります。

人間は自由度が高すぎるとかえって何もしなくなる生き物。

そこで運動する日時をあらかじめ設定しておいて、その時間帯は絶対に運動すると決めておきます。

事前に予定として存在すると、それに合わせて行動するようになるので、サボりにくくなります。

これを活用すれば、「毎週〇曜日の〇時~〇時は運動する」などとして、習慣にもしやすいでしょう。

1人で運動する場合におすすめの方法です。

トレーニンググループに参加する/作る

1人では運動のモチベーションをなかなか作れないという人は意外と多いです。

そんな人は、誰かと一緒にトレーニングする方法を取りましょう。

今はSNSでジョギングやスポーツなど、運動するグループのメンバーを募集している人がたくさんいます。

その中から自分に合いそうなグループへ参加してみるか、良いと思えるグループが無ければ、自分で発足させることだって可能です。

ただしグループの注意点は、リーダー格の人が主導しないと活動しなくなる傾向があること。

また、メンバー間で何らかのいざこざが起きると、グループ自体が解散する可能性もあるので依存しすぎると危険です。

あくまで運動を継続させるための補助的な役割と考えて、並行して1人でも運動を始めてみましょう。

パーソナルジムを契約する

運動することに強制力を持たせるにあたって、高いお金をかけるのはとても有効な手段です。

人間は損をするのが大嫌いなので、自分が払った分はきっちり元を取りたいと考えます。

加えてパーソナルジムは専門のトレーナーがマンツーマンで指導してくれるので、自力でやるより遥かに効果的。

そのため、本気でやりたいという気持ちがあるなら、申し込んで損はしません。

パーソナルトレーニングがブームになり、今やその数も多くなりました。

どこがいいのか迷う場合は、有名なジムを選んでおけば間違いないでしょう。

 

『強制力』をストレスにしない

1人では運動のモチベーションをなかなか作れないという人は意外と多いです。

そんな人は、誰かと一緒にトレーニングする方法を取りましょう。

今はSNSでジョギングやスポーツなど、運動するグループのメンバーを募集している人がたくさんいます。

その中から自分に合いそうなグループへ参加してみるか、良いと思えるグループが無ければ、自分で発足させることだって可能です。

ただしグループの注意点は、リーダー格の人が主導しないと活動しなくなる傾向があること。

また、メンバー間で何らかのいざこざが起きると、解散する可能性もあるので依存しすぎると危険です。

あくまで運動を継続させるための補助的な役割と考えて、並行して1人でも運動を始めてみましょう。

運動を継続するために重要な『強制力』ですが、ひとつ注意すべきは、嫌々運動をするのとは違うということ。

強制的に運動する環境を整えるのが目的であって、運動しなければならない強迫観念に囚われるものではありません。

あくまで運動の下準備のようなものと捉えておきましょう。

運動が心労の要因になっては、健康からも遠ざかってしまいます。

大前提は運動を頑張りたい気持ちがあることです。

運動のある生活は楽しい!

1人では運動のモチベーションをなかなか作れないという人は意外と多いです。

そんな人は、誰かと一緒にトレーニングする方法を取りましょう。

今はSNSでジョギングやスポーツなど、運動するグループのメンバーを募集している人がたくさんいます。

その中から自分に合いそうなグループへ参加してみるか、良いと思えるグループが無ければ、自分で発足させることだって可能です。

ただしグループの注意点は、リーダー格の人が主導しないと活動しなくなる傾向があること。

また、メンバー間で何らかのいざこざが起きると、解散する可能性もあるので依存しすぎると危険です。

あくまで運動を継続させるための補助的な役割と考えて、並行して1人でも運動を始めてみましょう。

運動を継続させ、さらに習慣化するのは簡単ではありません。

特に今までロクに運動してこなかった人は、それまでの生活を見直す必要も出てくるからです。

なので大変なことは多いですが、適度な運動をすると健康的になるのはもちろん、頭と身体がスッキリする等、メリットな非常に多いです。

そして、運動がある生活は同じような人と交流する機会もできるので、今よりずっと楽しいものになるでしょう。

ぜひ運動を継続・習慣化できるように、自分なりの工夫をもってやってみてくださいね。