「情弱」という言葉で他人をバカにしている人を、ネット上で多く目にするようになりました。

元々は『情報弱者』という言葉で、以下のような人を指しています。

マスコミ報道やインターネットなどに触れる機会が少なく、情報の入手において不利な環境にいる人。また、情報の価値や真偽の判断に慣れていない人。

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情弱はいくつかの共通する特徴を抱えていることが珍しくありません。

現代において情弱でいることは、多くの不利益を被ることになるので、もしそうであるなら脱却する必要があります。

本記事では、情弱の人が抱えている4つの特徴と、情弱から脱却するための対策を解説します。

情弱は「自己責任」と捉えられる

【搾取されるな】情弱が抱える4つの特徴と脱却するための方法とは

情弱の話題に必ず出てくるのが、「情弱は自己責任か否か」という点です。

これについてどちらが正しいかの答えは出ませんが、少なくとも今の世の中では自己責任と捉えられてしまうのが実情です。

今や世の中には大量の情報が溢れていますが、それらに触れる機会は人によって大きく異なります。

その理由もそれぞれですし、一概に自己責任とは言えません。

しかし理由が何であれ、全てを自己責任とする風潮が強くなっています。

もし情弱でいることで問題が起きたり被害に遭っても、みんな自分のことで精一杯で、助けてくれる人は少ないでしょう。

だからこそ、いざという時に頼れるのは自分だけと思っておいて、情弱から脱却しなければならないのです。

情弱の特徴

【搾取されるな】情弱が抱える4つの特徴と脱却するための方法とは

情弱な人は、以下の4つの特徴を持っていることが多くあります。

それぞれ解説していきます。

知らないことを知ろうとしない

どの業界においても、最前線で活躍する人は常に知識・情報を得ようとする姿勢を持っています。

自分の知らないことは徹底的に調べ、理解しアップデートしていきます。

これに対して、情弱は知らないことは知らないままとしてしまいます。

たとえ自分に関わることでも、「まぁいいか」で終わらせてしまうのです。

知らないことは決して悪くありませんが、知ろうとせずそのままでいると、いざ何かあった時に対応できません。

しかし情弱は、そのリスクがあることも十分理解せず、放置してしまうのです。

同じ失敗を繰り返す

人は失敗する生き物です。

それは仕方ないことですし、次に活かせばいいことですが、情弱は同じ失敗を繰り返しがちです。

失敗に至った経緯を調べず、学ぼうとしないからです。

情弱は調べる行為を面倒くさがったり、うまく調べることができないことも珍しくありません。

だから成長せず、結果的に自分が苦しむことになるのです。

理解力が乏しい

情弱は理解力が乏しいことが多々あります。

理解力の高い人は、1つ伝えればそこから2つも3つも理解していきます。

しかし情弱は1つ伝えても理解がうまくできず、何度も聞き返したり誤った認識をしてしまいがちです。

「察しの悪い人」として、相手をいらつかせたり、余計なイザコザを起こすこともあるのです。

どれだけ情報があっても、それを理解する力が低ければ意味がありません。

新しいことに触れようとせず拒否する

現代は新しい文化や価値観が次々と出てくる世の中です。

たとえ理解できずとも、「そういったものもあるのか」と、触れて知ることは大切なことです。

しかし情弱は、新しいものへの拒否反応がとても強いです。

既存のものへ固執したり、面倒くさいと言って新しいものに触れようとしません。

そのせいで知らないことがどんどん増えていき、自分自身が不利益を被ることになりがちです。

情弱から脱却するための方法

【搾取されるな】情弱が抱える4つの特徴と脱却するための方法とは

情弱でいると、詐欺の被害に遭いやすくなったり、都合の良いように使われやすくなります。

知らないうちに人生が生きにくくなってしまうので、これを防ぐためにも情弱から脱却しなければなりません。

そこで必要となるのが、以下の4つの方法です。

知らないことは積極的に調べて知識をつける

情弱か情強かを分けるのは、シンプルに言うと知らないことがどれくらいあるかです。

知らないことがあるのは悪くありませんが、それをしっかり調べて知識として身につけましょう、

調べるのを面倒くさがっていると、自分の頭で物事を考えられなくなってきます。

そうすると噓やデマに簡単に引っかかるようになり、余計なストレスを抱えることになります。

今の時代、調べる手段はたくさんあるのですから、あとは自分が行動できるか否かです。

失敗したら原因分析・対策を実施する

失敗をしないことは不可能です。

しかしそこから学んで、同じ失敗を繰り返さないようにすることは可能です。

何故失敗してしまったのか、どうしたら次は失敗せずに済むのか、原因分析と対策を行いましょう。

ほとんどの失敗は、偶然ではなく必然的に起こってしまいます。

だからその原因がありますし、対策も立てられます。

これができるかできないかで、情弱を脱却できるかが問われます。

SNSでの情報収集を欠かさない

SNSには日々膨大な情報が駆け巡っています。

マスメディアが取り上げるよりも早く、新しい情報が出るのも珍しくありません。

そうして情報収集を常にしていれば、情弱から脱却することは十分可能です。

エックス(旧Twitter)・Instagram・TicTokは最低限おさえておきましょう。

お金・経済について勉強する

お金や経済のことは、自分から勉強していかないと、誰も教えてくれません。

仕事で得られる給料、買い物における商品の価格など、自分の生活に密接に関わっているものです。

これを知っているかどうかで、どれだけ得するか損をするかが変わります。

1度身につければあらゆる場面で役立つので、時間をしっかりかけて勉強するべきです。

情弱はあらゆるものを搾取される

【搾取されるな】情弱が抱える4つの特徴と脱却するための方法とは

情弱でいると、他人にいいように搾取されるのが今の世の中です。

どれだけ綺麗事を並べても、騙される方も悪いと思っている人が多いのです。

もし搾取されてしまっても、みんな他人事で無条件で助けてくれる人もいません。

だからこそ、自分の身は自分で守るしかありません。

「情弱なのは仕方ないと」開き直らず、脱却するための行動を起こしましょう。